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『水曜日の手紙』


今月の始まりは水曜日ですね。私は好き。
それは物語が行き交う日だったから。

6月のタイトルは『水曜日の手紙』

ほんの数年前、水曜日だけ開局する郵便局が存在しました。
自分の記した水曜日の物語が誰かに届き、
かわりに、出会うことのない誰かの水曜日の物語が届きます。

そんな存在した郵便局をもとに、描かれた小説があります。
皆経験があるのではないでしょうか?
隣の芝が青くみえる、自分の持っているモノよりも、人のモノの方がなぜか羨ましく見えることが。
本の中の主人公たちもそう。

彼らの日常は、水曜日の手紙によって変化していきます。

見知らぬ人の手紙をきっかけに
一歩踏み出していく人たち。
それは小説の中だけじゃなくて、
世のあちこちで「水曜日の手紙」に救われた人がいるのでしょう。

"誰かの言葉があなたを変える。
あなたの言葉が誰かを変える。
そうして世界は変わっていく。
今日はどんな言葉を口にする?"
 

今日は水曜日。
ハーブティーを楽しむすべての方と、
言葉を交わすことはないけれど。
人や場所や時間を超えて。
あなたの世界をちょこっとでも動かすことができるように。
植物たちからのお手紙届けます。
心を込めて。

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