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和泉守兼定と丹波守藤原照門

2015年の5月3日に土方歳三資料館に行きました。

和泉守兼定だけならこの時期であれば毎年見れるだろうと見送る予定でしたが、近藤さんの刀が出てくると聞き急遽行くことに決めました。

運よく近藤さんの刀を受け継いでいらしたご子孫の方もいらしてて、お話を聞くことができました。

ただし、全体的にとても混んでおり展示物も交代制で鑑賞しました。解説も土方さんのご子孫の方から始まり、次に近藤さんのご子孫の方のお話といった形でして下さいました。

メモが多くは残っていませんでしたが、これは殆どお話しくださったことのメモになります。

和泉守兼定
会津十一代の作、容保公から拝領。70.3cm。物打ちに刃こぼれあり。昭和のはじめに研ぎに出している。鞘の地に傷あり、柄糸摩耗している。

丹波守藤原照門
江戸中期関の刀工の作。室内用で、拵は幕末のもの。ここより下は私が照門の刀を見ての感想になります。

鎺元の刀文は真っ直ぐで、切っ先に向けて華やか。目釘穴二つ。拵の鞘が、茎に対して長い。

他、展示物で印象的だったもの。

池田屋で使用した鎖帷子。文久三年八月十八日に使用した記録のある額あて。

去年のことなので、大分記憶が残っていません。もう一度見るとまた違った感想が出てくると思います。


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