属人化回避という単語の誤解と、属人化を減らす方法
属人化回避という単語は誤解を招きやすい。属人化を減らすという意味になると思うが、属人化をなくすという意味で使われている場合がある。
例えば、属人化をなくすとは、インフラでイメージすると、バッチサーバが単一障害点だとした場合、全てのサーバでバッチが動作するように!と考えているようなもの。
組織もチームも単一障害点を減らしましょうということ。
どのように属人化を減らしていくか?スキルのピボットやドキュメント化やきっかけ作りこの辺りを意識している。
スキルのピボットとは、職種レベルのピボットもあるし、プロジェクト内の機能レベルのピボットも考えられる。
ドキュメント化は設計書も該当するし、wiki等のノウハウも属人化を減らす役割だろう。
個人的に重要だと考えるのはきっかけ作り。知らないことには人間抵抗があるのはしょうがないこと。そこの入り口を少しでも開けるきっかけを作ること。例えば、タスク分解して一部を分担するとか、レビューをするとか、テストをするとか。知らないを少しは知ってる、見たことがある、そのレベルまで持っていくことで心理的にはハードルが下がる。そこまでのハードルが下がれば、時間が多少かかってもいいからと伝え、属人化してる部分のタスクを渡すだけでいい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?