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居心地の悪い本土主義:My Little Airport私論

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my little airportという香港のバンドについてのまとめ
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記事一覧

ひとりで吉野家を食べてたら親戚に見られた歌 【居心地の悪い本土主義: My Little A…

「ひとりで吉野家食べてたら親戚に見られた」というタイトルの歌がある。 もう歌詞の中身は、…

阿栗
4年前
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つらい仕事を乗り切る歌: MLAと日常 【居心地の悪い本土主義: My Little Airport私…

香港のインディーズバンド、My Little Airport(以下MLA)。今風の若者の悩みを切り取る彼らの…

阿栗
4年前
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”香港最後の文藝青年”:MLAと文学 【居心地の悪い本土主義: My Little Airport私論…

前々回のアンナ・カレーニナにせよ、前回のカミュにせよ、My Little Airport(以下MLA)という…

阿栗
4年前
8

こんな香港に誰がした: MLAと郷愁 【居心地の悪い本土主義: My Little Airport私論…

香港のインディーズ・バンド、My Little Airport(以下MLA)のスタイルを「居心地の悪い本土主…

阿栗
4年前
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かれらが旅に出る理由:MLAと旅行 【居心地の悪い本土主義: My Little Airport私論⑤…

香港の今時の若者のフラストレーションをユーモラスに歌い上げるバンドMy Little Airport。彼…

阿栗
4年前
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音楽による抵抗: MLAと政治 【居心地の悪い本土主義: My Little Airport私論⑥】

My Little Airportの作詞・作曲担当者である阿Pは、かつてあるインタビューで、「僕は音楽を使…

阿栗
4年前
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こんな時代のラブソング:MLAと愛情 【居心地の悪い本土主義: My Little Airport私論⑦】

これでこの連載も一応最後のつもり。これまで香港のインディーズバンドMy Little Airportの歌詞世界を、仕事の愚痴、文学の引用、香港への郷愁、旅にでる理由、政府への批判と順にみてきた。しかしもちろん彼らだって普通のラブソングも歌っている。 例えば最新の2018年のアルバムに収録されている『Hey Hey Baby』は、「歴代でもっとも甘いMLA」とも言われるほど、甘々なラブソングだ。 この歌は、作曲がバンドの阿Pではなく『K歌之王』、『痛愛』などの名ラブバラード

No, Non, いいえ: MLAと言語 【居心地の悪い本土主義: My Little Airport私論:お…

これまで全7回、香港のバンドMy Little Airportの歌詞について書いてきたのだけども、中身ばか…

阿栗
4年前
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