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【読書感想文】あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか~論理思考のシンプルな本質~

発想が柔軟な人がいる。問題に突き当たった時に、AかBかのメリットデメリットを比較して選択肢を悩むのではなく、AよりもBよりも優れたCという選択肢を作る人。どうやったら近づけるのか。

本の内容

頭の良さは、情報量×加工率×発想率
思考の幅を広げる
・意識的に狭く考える→自分が考えている範囲をはっきりさせる
・フレームワークを使うために、境界線を引く
・境界線は言葉、語彙力を磨く
言葉の力を高める
・正しい文章をインプットする
・メモを取りながら同時に考え、相手の話を整理する
・同時に考え、整理できない場合は、すべて情報をメモにする。
・メモにした後、接続詞を使った文章としてまとめ直す
発想の質を高める
・ロジックツリーには三つの型がある
  -Why 問題を分解し、原因を探る
  -How 課題を分解し、解決策を探る
  -What 集合を分解し、要素を洗い出す
・MECEに考えるときのステップ 直感→上流→下流
結論思考の情報収集術
・結論仮説を立案し、情報収集し、検証、修正の繰り返し

感想

 ひとつ前に読んだ、「フレームワークでひとは動く」でも、ロジックツリーのメモをしている。解決策や阻害要因を特定する場面でのツールとしてのロジックツリーだが、結局は発想力がすべての物事のキーとなる。
そして、「プロジェクトは情報収集からはじめない」こと。「まず情報」ではなく、「まず思考」し、質の高い結論仮説を考え、その仮説を検証するために情報を収集する。仮説→検証→仮説…を繰り返すこと。
 「イシューから始めよ」と同じロジックであり、情報収集力よりも先に思考力が重要であることを意識するようにしたい。


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