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秋のオリオン座を萩山四季の森公園から

9月とは思えないような、夏の延長戦がつづいています。
デスクに向かうのも飽きてきたので、自然豊かな我が町、東村山を散歩しました。
秋の夜にもかかわらず、体を覆う空気は重く感じます。
草のにおいと虫の声が、聞こえたり、聞こえなかったり。

ふと空を見上げると、この蒸し暑さからはイメージできないような、澄んだ冬のような夜空が広がっていました。

「東村山は田舎」と、愛のある揶揄をされたりもしますが、意外に夜道は明るいもので、星を撮影しようとしても難儀します。

そこで、萩山四季の森公園で星を眺めてみようと思い立ちました。

夜の萩山四季の森公園

萩山四季の森公園は、西武鉄道萩山駅から徒歩5分ほどの場所に位置しています。
都の民設公園第一号として、2009年10月に開園しています。

民設公園とは、民間企業が都市計画公園の用地を借り受け、公園を整備し、一般に公開するという新しいタイプの公園です。

従来の公園整備は、主に自治体が行ってきましたが、民設公園は、民間企業の資金力やノウハウを活用することで、より早く、そして多様な公園を整備することを目的としています。

園内には照明の薄明りが点在し、星を眺めることも、なんとか可能でした。

改めて夜空を見上げると、オリオン座が目に入ります。

オリオン座は冬にしか見えないものだと、今日までずっとそう思い込んでいましたが、9月にもオリオン座は見えるのですね。

スマホで調べてみると、オリオン座の光は500光年も彼方から届いていることが分かりました。
500年前の光が今、私たちの目に映っているらしいです。

ちょっと、正直、想像しづらいですね。

オリオン座からの距離が果てしないことに思いを馳せつつ、この記事も誰かに届いてくれたら嬉しいものだと、そんなことを考えながら帰路につきました。

いつもありがとうございます。
東村山市地域ライター、佐々木葵がお届けしました。

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