#10 たんぱく質の質,量,タイミングは今後更新されていくよね

たぶん,今言われている運動時のたんぱく質摂取の常識は常識ではなくなると思うんです
本当は,情報源を示す必要があるのですが,メモ書きなのでちょっと省きます

今度,しっかりと書こうと思っているので,そのときに根拠論文も示して書こうと思います

近年,筋量の維持・向上を目的としたたんぱく質摂取に関して,新しいものがたくさん出てきています
例えば,ロイシン,朝食のたんぱく質,1食あたりのたんぱく質,運動後30分以内が重要と言われていたけれども,1日あたりの摂取量が重要だよね,間接的だとビタミンDの重要性とか様々あります
まだ検証中の情報もあるので,一般化されていませんがスポーツに関わるものとしては重要な情報が多いです

ジュニア選手を中心にサポートしていて,栄養調査を実施しますが,女子の大半は十分にたんぱく質を摂取できていません
体重あたり1.2gとか,ひどい選手になると1.0gを切っていたりします

ほんとやばい
たくさん食べて,女子選手


で,たくさん食べていそうな男子なんですが,男子も意外と取れていない選手が多いです
スポーツ栄養の教科書等に記載されている1.6g程度は取れていますが,それ以上はなかなかいかないですね

ん?1.6g取れていればいいでしょう?と思いますよね

私の経験則なので,科学的な根拠は一切ありませんが,体重あたり1.6gくらいのたんぱく質摂取量の選手は,全体的な食事量が身体活動量に見合っておらず,体重の維持,増量目標を達成できていない場合が多いです

近年,サルコペニア・フレイルの予防のためにたんぱく質,アミノ酸の摂取について見直されています

特に,今年度改定された食事摂取基準なんかは,重要事項として取り扱っています
また,近年流行りの糖質制限ダイエット (ダイエットという言い方が好きではない) を適切に行うためには,たんぱく質,アミノ酸を適切に摂取する必要があります

多くの人が糖質制限ダイエットのやり方間違ってるけども (これもいつか書きたい)

スポーツ実施者,非実施者どちらも,「たんぱく質」の摂取に興味が向いているのは確かな流れかなぁと感じています

「たんぱく質は運動後30分以内に摂取しなきゃいけない」「たんぱく質はホエイが一番いい」「体重あたり2.0gが上限なんだ」とかとか,それはねぇと思うこともあるんですけどね

スポーツ栄養において,「筋量を増やす」というのは重要なキーワードですので,今後も最新情報に目を向けつつ,自分自身の中で理解を深めていかなければなぁ,と思った卒論指導の合間です...

繰り返しになりますが,今回はメモ,殴り書きですので,学術的情報源は示していません

あしからず・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?