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thank you for the Music
AM 5:11。本当は4:16今日がはじまって、早起きは三文の徳なのだぞ。と心で呟きながら存分に良い気分を味わってご満悦なわたし。今514。
カーテンの隙間から覗き見する静まり返った深い夜みたいな朝を、深呼吸とか欠伸で身体いっぱい吸い込んで満たして。なんて最高な朝なのよ、と優越感に浸ってみる。
最近は、慌ただしい日々が続いてて純粋に忙しくできるのが嬉しくて、そんな環境に感謝してみたり。
今日の予定は昼過ぎに近所の花屋さんの面接を控えてて、それ以外何の予定も入れてない。久しぶりのお休みってことだ。幸福のため息。
本来夜行性のわたしがこんなに早く起きれるのには理由があって、そのお陰で最近早起きさせてもらえている。時間の流れをゆっくり実感できて麗しい日々。ありがとありがと。
街がまだ暗い時間、bonobosの「thank you for the Music」を聴くのが近頃わたしのお気に入りで、テンポ良く始まるサビ、ご機嫌なリズム。サビの陽気さとノロマなテンション、暢気さが丁度良くてエンドレスリピートで聴いてる。
知ったきっかけはわたしのリスペクトボーイのプレイリストからこれ良い、ダウンロード!と勝手気ままに保存したのが始まり。
そうそう、影響を受けやすいわたしは、読むものも今の時期ガラリと変わっておりまして。何に影響を受けたかは後ほど。
最近のブームはパンチの効いたメンズ著者の小説や詩。
なんとなくダサいけど格好良くてスカした文章と、ヘンテコなポリシー、ルーティーン。男の人ってよくわかんない…って思ってた部分の内側が覗けて謎が解けていって面白くて。基本的に口悪くて…イケてる。
と思いきやとても繊細、ギャップ。なんでか節々で共感できる愛おしい人柄に夢中になってしまったみたい。
女性作家ばかり読んでたから斬新な内容が素晴らしくキュートに見えてしまって終始ときめきが止まりませんの。
昔読んでた星新一の文庫の表紙がずっと好きで雑司ヶ谷の往来座に行ったとき、その流れで無意識に和田誠の絵に目が止まり、おや、こちらの方は?という感じでつかこうへいの本を手に取ったのが始まり。
本にとても詳しい師匠(とわたしは影で読んでいる)が、いつも丁寧に解説してくれるので、より気になってお持ち帰りして。ちなみに和田誠の絵や本の良さはその師匠から教えてもらったので、結局そこから影響を受けているというオチ。
劇作家、演出家、小説家のつかこうへいのエッセイ「あえてブス殺しの汚名をきて」と「つか版・男の冠婚葬祭入門」をはじめに読んでみたら、即、虜に。なんかもっとこう格好良いだけのザ・メンズの内容をイメージしてたから、全然違ってその雰囲気がとても格好良かった!
むしろ格好悪い事を堂々と肯定してくるし、その上でスカしてくる。笑
結構ネガティブ、しっかり負けにいける人。お茶目だからクスクスと終始笑ってしまう心地よさもある。もっと読みたい、欲が止まらない!
後、先日遠方に仕事で行かせてもらった新幹線のお供で町田康を。イケメン、ロックミュージシャンらしからぬ可愛さ。でも流石ロック、ズイズイと散りばめられた皮肉が良い感じ。猫好きな優しい一面も堪りませんの。男のギャップに魅力されてついついはまってしまった。「夫婦茶碗」「私の文学史」言葉に出さず自問自答する中でもコミカルで、何故こんなに笑えてしまうのか。
つかこうへいに引継ぎやっぱりネガティブ。何故格好良いのにみんなネガティブなの?と言う疑問。
わたしの好きなひともとてもネガティブなので心配になる事がある。問題ない範囲内とは思っているけどあんなに格好良いのに、変わった人だ、見た目も中身も魅力しかないのに。
えっと…惚気たみたいだ。お許しを。
ちなみに惚気てみたのは人生で初めてのことだから大目にみてほしい。な。
わたし結構惚気たりしませんの。
ストレス溜めず、健康な身体でいて欲しいよね。辛そうにしている時も優しい彼、癒やされる。だけど辛い時は変わってあげられたらいいのに、と無限の宇宙に訴えかけて終わる無力なわたしであった。
さて外がもう明るくなってきた。もう一眠り…ごめんね。一人だけ二度寝を謳歌しようとしてる。矛盾だらけの世の中さ。
おやすみなさい。
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