夏合宿について【仕事内容・僕なりの工夫】
みなさんこんにちは
今回は実際の僕が過去に行ったラグビーの実業団チームの
夏合宿中の仕事について書いていきます。
目次
1,スケジュール調整について
2,物品管理
3,トレーナールームの準備
4,食事メニューの把握、調整
5,グランド関連(氷、水、熱中症対策)
6,医療機関関連
7,まとめ
1,スケジュール調整
まずはチームスケジュールの中にトレーナーの仕事(トリートメントなど)
がどのタイミングでできるかを確認します。
黄色が僕がつけたしたスケジューリングです。
この時は帯同してくれていた学生トレーナーの教育を23:00からしていたので、
5:00-00:00まで食事以外はほぼほぼ拘束といった感じでした。
一般人が見たらえげつないと思うと思いますが、こんなん我々にとっては普通です。
2,物品管理
物品は必ずリスト化しておきます。
これはほんの一部です。
何をどのくらい使ったかを形として残しておくことは、
来年のトレーナーの物品予算を立てる上で役にたったり、
翌年以降物品の準備を比較的楽に済ませることができます。
3,トレーナールームの準備
初日宿舎についたらまずトレーナールームの準備をします。
この時のトレーナールームはこんな感じでした。
レイアウトはこんな感じ
画質が悪くてすいません。
”合宿前に宿舎の施設で一番広い部屋を借りれるよう要望を出し、
そこにトレーナールームを作ります(この時は会議室を一室借りました)”。
これを準備するのに2時間くらいかかりますが、1週間選手が練習に集中するための空間なので、これくらいはやらないといけません。
4,食事メニューの把握、調整
これに関しても合宿前に宿舎に問い合わせ、メニューを把握しておきます。
量、種類、生物の有無などの確認は当たり前ですね。
実業団チームでは外国人選手も在籍しているチームがあり、
日本人が食べれてもか外国人選手が食べれないものがあったりします。
ここは見落としがちなところなので、調整が必要です。
この時はビュッフェ形式だったのであまり苦労はしませんでしたが。
要望はこんな感じで出すことが多いです。
5,グランド関連(氷、水、熱中症対策)
○水・氷の確保
水に関してはグランド近くに水道環境があるかどうか(飲料可なのか)
氷も宿舎で確保できるかは確認しておかなければなりいません。
"特に氷は想像以上の量を消費することが多いです"。
僕はこの時宿舎以外に漁港で氷を購入できる情報を事前に調べていたので、
氷がなくなったら漁港で購入というセカンドプランを立てていました。
この辺りは宿舎の人にきいて他のところで氷が調達可能かどうか
確認しておく必要があります。
あとは熱中症対策ですね。
定番のプールです。
これは本当に使えます。
6,医療機関関連
脳神経外科、整形外科、内科は必須です。
あとは事前に救急を受け入れている病院を探し、
事前に合宿を行うと連絡を入れておくと非常に丁寧です。
7,まとめ
ざっくり仕事内容はこんな感じでしょうか。
合宿は本当に大変ですが、トレーナーの工夫を凝縮して取り組める腕の見せ所でもあります。
もちろん、場所によって違った工夫が必要なので、事前の情報収集と準備は
非常に大事になってきます。
今回は一部のご紹介となりましたが、もし今年あれば(多分ないけど)
その様子もリポートしたいと思います。
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