芸の道は修羅の道

2月23日(土)第1節 湘南2-0札幌

2019年のシーズンが始まりました。自分にとっては1996年から数えてコンサドーレ24回目のシーズン。チームが出来て今年で23年、もうすぐ四半世紀。チームが出来た頃はインターネット黎明期で、パソコン通信が盛んだった時代。その後ホームページ、掲示板、チャット(テレホタイムも過去の言葉よ)、ブログ、SNSと時代とともにサポーターの思いを綴る場所が移り変わり、自分もここ数年はSNSで単発垂れ流しで暮らしていましたが、長文を書かないとどんどん衰えるし何より自分であとで見返す楽しみがない:SNSだってもちろんログ取れるけどそうじゃなくって。というわけで今季はなるべく何かしら書こうと思っています。長文リハビリなので諸々ご容赦。

アウェイはBSで中継のない限りほとんど見ることがないので、普通に他のことをして暮らしていることが多いです。今日は午前中は美香保までフリースケーティング大会見に行ってました。北海道スケ連のHP 地元ローカルのフィギュアの大会です。サカオタがユース見に行くのとほぼ同義語です。

初級・1級の小学生男女の演技を見るのは初めて。シングルジャンプをエイコラと跳ぶ感じ。技術は文字通り初級なわけですが、どんなに小さかろうと皆ちゃんと「演じ手」としての表現をするわけで。他のスポーツには演技なぞ求められることはないですが、この競技は演技も同時に求められます。

ジャンプや滑りの技術的に稚拙だったとしても演技は演技として貫かなければならない。子供だから…なんて言い訳は通用しない。歳が幾つであろうと関係ない。芸の道は時折スポーツの道より修羅…などと小難しいことを考えながら見るギャラリー(自分)って客観的に考えると相当アレですね。

ずっと見ていたかったのですが、午後からラグビーW杯のボランティアの研修があったので小一時間で移動。そうなんです今年は秋にボラが待っているんです。こっちのレクリエーションは今後他の開催都市でも開催されるのでネタバレ禁止(というほどでもないですが)なので割愛。ただ「金かかってるなあ」という声は自分の中にも周囲からも聞こえました。大きなお金をかけてより大きなお金を得るといった風情でしょうか。ただ本当に海外からのお客様は相当多くなるようです。少なく見積もって浦和サポぐらいは大挙してやってくるって話になってます。

帰途試合開始。J1の開幕戦で勝ったことがあるのは18年前のセレッソ戦だけ。このとき現地組でした。美味しい大阪ナイトを過ごしましたが、あれっきり勝ってないってことは私が行けば勝つかしらという気持ちに今なりましたが、1998年は日本平で負けたのでたいしたジンクスじゃないです。

スタッツ見てたら押してる感じだったので、いい感じなのかなと思ったらそうでもなかったようで。スタッツ見ても分からないのがサッカーの面白いところ。ボールは保持してるけど保持してるだけとか容易に目に浮かんで涙が出ました。

結果は後半に失点して今年開幕戦を飾れず。はいはいいつもの通り。驚かないもんね~前向きに行こう…とは思うけど、去年よりひとつでも上を目指していこうってチームが毎年のとおりに開幕戦負けました~って普通にダサいなって思いました。試合見てないので結果だけで言ってるのアレなんですけど。「そんなもんだよね」って達観する自分と「いやでもそれで強くなれんの?」って激ってる自分が対立してます。

果たして一喜一憂の週末が戻ってきました。今日は憂のほう。さてシーズンの終わり頃には何を得られる一年になってるだろうか乞うご期待。負けた悔しさを文字で表現する、芸の道の修羅の世界に私もいます。

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