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新潟戦:シークエンス活動

試合後に身内と会う予定があったので、普通に観戦しようと思っていたけどMSSのメンバー不足というので(ホーム連戦だと都合のつかない人も増えるよなと)ボラ活動してから試合観戦というシークエンスにしました。一日のうちに「いらっしゃいませ」と言う方と言われる方を体験するという。ボランティアといってもそういうふうに活動時間はそれなりに融通が効きます。試合を見るのはつらいけど何かしたいという方は今こそボランティア活動っすよ!違う視野でチームを見るのもよいものですよ!(隙あれば勧誘

というわけで今回は試合開始前までということもあり、いつものメイン側の席案内ではなくドーレくんひろばでのお手伝い。フロアカーリングのあるときに覗きにいったことがあるくらいで普段は馴染みのない場所。どういう人達が来てどういう感じなのか想像もつかない。この日はモルック体験もやっていて、中に知人サポがいたのでひとわたり説明してもらって開場前に体験。なるほど!

キッズコーナーでは屋内側にぬりえ、縄跳びとバドミントンラケット、サッカーボールなどが用意されていて使いたい人は自由に使っていいやつ。キックターゲットも出来ます。一部有料のものもあるけどほとんどは無料。
この日はオープンアリーナに出入り出来るようになっていたのでボールを借りてサッカーする親子連れが次々と。
「このボール借りれますか?」
「どうぞ!」
ボールを借りて持って行く人達はみんなうれしそうだ。ちいさな女の子達も大きなボールを借りて蹴ってる。みんな普段見慣れているからなのか、ボール蹴るのうまいなあ。

たくさん用意されたボールが足りなくなる時間帯も。どこかでトラブルが起きたりしてないか目を光らせつつも、あちこちで自由にサッカーボールを蹴っている人々の風景はよいもの。たぶん試合よりもオープンアリーナでお父さんとボール蹴ったことが一番の楽しみになった子供さんもいるだろう(血の涙)

キッズコーナーでも選手紹介などの場内音響はまるまる聞こえてくる。当然応援も聞こえてくる。新潟の応援の声のほうが大きく聞こえてくるけどアウェイ側に近い場所だったかなと思った(違った)。

14時で役目を終えて控室に戻って荷物を持って今度は北ゲートから客として入場。何やかやと前半も20分近くにはなっていた。ゴール裏には不満の声がその時点で聞こえてきていた。そういう試合…?

なるほどそういう試合だった。今年こういう雰囲気の試合を一体何度見ただろうというような停滞感。長谷川竜也の動きも前節までと比べて明らかに重いな、って思っていたら突然の前半交代。動きは悪いけど替えるまである?もしかして怪我?どっちだ?と交代後のリアクションを見ていたら監督やスタッフ陣に労われていて、それを本人も明らかに受け入れている。それ即ち負傷交代。

6月のカップ戦とリーグ戦がみっちり詰まった日程の中で、あまりにも多すぎる怪我人の中で出られる選手が懸命に頑張って、その末に筋肉系のトラブルに見舞われるというのは無慈悲すぎるというか悪循環の極みとしか言いようがない。悪いことに悪いことが重なって、移動の多さや長さというこのチームならではの条件が状況を少しづつ重くする。通常であれば問題にしていない負荷であっても、今はとても重い負荷になってしまってる気がしてる。

気がつけば2012年以来の7連敗だという。あのときはホスンが5月に大怪我で離脱して以降どんどん崩れていってた。今は磐田戦以降、1試合毎に1人減るみたいな状態であの試合で勝ったときのスタメンの半分が今はいない。そんな状況でも勝てるクラブはJ1でも相当に限られる。いわんや札幌をや。

当時の日記を振り返ると、選手にJ1を戦い抜ける力がないって割と早いうちから書いていた。3位昇格だったから余計にね。でも今当時のメンバー振り返ってみると(2012年のリーグ戦一覧)、「その時点では」力が足りなかったというべきだったんだろうなあと自分の認識の誤りを感じた。19歳の荒野拓馬。23歳の宮澤裕樹。このときの苦しさを経て今はなくてはならない選手達に育った。他所に行ったけど奈良竜樹もそうだろう。

ずっと先を見据えたら今のこの苦しさも絶対無駄にはならないと思うんだけど、先の話じゃなくて今年の話をしようねってなると頭を抱えるものであり。出来ないな、できそうもないな、つらいな、苦しいな、でもそう思ってない人なんて絶対いないし。私に魔法は使えないので助けてあげられることはできないけど、この苦さを分かち合う覚悟くらいは出来ててよ。何度でも立ち上がろう。七転八倒で膝から血が出てるけど!

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