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昔やっていた労務のささやかな試み

ちょっとずつ、気負わず書いていきたいnote。以前いた会社でやっていたことを備忘録的に残しておこうと思います。

労務ぽい通信をやっていた

以前いた会社で、毎日Slackで内容自由の日報を送る、という制度がありまして、せっかくだから自分しかできないことしよう!と思って日報代わりに労務ともろもろの小ネタを発信する「労務ぽい通信」を書いていました。

何を目的に

その会社では、自分が労務正社員第1号で、たった一人の労務だったので、労務の認知度を上げる何かできないかなーと思ったのが始まりでした。もう少しちゃんというと

・今いる人、これから入社してくる人にも、労務担当者がいることを認識してもらう
・社員に気軽に相談してもらえるような労務の人になりたいので、労務の固いメージを壊す。
・労務という仕事に興味をもってもらい、働き方のリテラシーの向上を狙う。

こんな感じでした。

労務ぽい通信を始めた結果

◎良かったこと

・社内コミュニケーションツールがslackだったおかげもあり思ったより反響が大きく、「労務ぽい通信のSasakiさん」として認知されることが増えました。

・初めて会った人でも、「いつも読んでます!」とか言われると、コミュニケーションのとっかかりになりました。

・社内で採用人事向けに最低限の労働基準法知識や、社内規定のルールを確認するテストを実施することになったとき、「労務ぽい通信」読み直せば、だいたいOK。問題はここから出します!というテキストに仕上がっていました。

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✕悪かったこと

悪かったことはあまりなかったけれど、毎日コンパクトな文量でクオリティを保つのは結構大変でした。

当時の配信していた記事

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基本はこのような感じで、労務を知らない、興味ない人でもさらっと読めるように、をコンセプトにし、時事ネタを混ぜたり、くすりと笑えるようなオチをつけたり、辞める人へのメッセージにしてみたり、予告はやめたり、隔週にしたり、ネタが尽きてひたすらふるさと納税オススメ自治体を発信したり・・・なんだかんだと色々やってましたが、退職するまで200通くらい発信しました。

労務ぽい通信の意味

ネーミングについてはこんな意味がありました。

①労務以外のネタも扱いたかったので「~っぽい」からとった
②やめたいときはにぽいっとやめられるように 

②は良くも悪くも固執するべきでないと思っていたからです。

労務ぽい通信は、労務メンバーが増えて、労務問い合わせSlackグループができた際にも、グループ名が「#times-romupoi」になるなど、労務の認知度を上げてくれました。

自分にとっても専門分野をわかりやすく伝える、という労務の専門職としての自分のコアを刻み続ける良い施策だった、と今も思ったりします。

1月16日(木)この時期のことも話す労務スタートアップ向けイベントに登壇予定です。ご興味ある方は、ぜひお越しください。




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