見出し画像

#12 最大値を決めて不安消えた。時間編

#今日の学校
「学校行かない」と娘が言ったときに何ができるかなあと考えた。
真っ先に浮かんだのは、「できないことをやらない」ということ。
子供の口からそれなりの言葉が出るということは結構ギリギリの状態だと想像できる。
不安や戸惑いが降ってくるなか親は何かしなければならないので、やれることをやるしかない。

では不安を消すには何をするか。
親が子供にすること(与えるもの)をなるべくざっくり表すと「時間」と「お金」だと思っていたのでそれぞれ僕らができる(与えられる)最大値を決めた。

時間で言うと、僕らの場合は学校に行かないとなると家にいるのがベターなので、家で過ごすことになる。
じゃあ僕はどれくらい娘と一緒にいられるのか?その時間の最大値を考えたら、仕事やめられるなぁ…と出た。
これは、どれくらいかという量は重要ではなくて、決めるということが重要だと思う。
量はどうでもいい。ゼロでもなんでもいいから決めることに意味がある。
それまで多少なりと不安はあったのだが、紙とペンを用意して最大値を決めたときに、「いける!やれるわ!」と思えて不安は消えた。
なぜか紙は真っ白だった。

画像1


子育てに正解はないと言われるのはあらゆるものが他所とは違うからなので、あくまで僕らの場合はこうだったということしか書けないんだけど、できることのMAXを決めるのはけっこう良い方法だと思う。
その中で小さいものからやれることをやればいい。と言うよりも、やるしかない。
子供は勇気を出して言葉にしたのだから、親として腕の見せ所がきたと思えば今までよりもがんばれるはず。
ここからここまでという最大値を持って学校や相談できる機関に話してみるのものもいいと思う。「じゃあこんなことできますね」と何か進むだけで前向きになれる気がする。
学校に行かない理由をしつこく聞いたり、どうしたら学校に行ってくれるかなんて考えなかったなあ。


おかげさまで、生きていけます。