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2020.12.09 晴 10°/14° ある種の話

ある本を読んでいるのだけれどね。なんかすごいことを知ってしまった。私は何も知らずに種を播いていたことに気がついたんです。本当に何も知らずに、芽が出ました。元気に育っていますって言ってた。そこそこうまく作物を育てられる様になったぞ〜。やった〜って。

今日のカバーは ロメインちゃまちゃま です。

紹介されてたので、ぽちぽちした。

そもそも種を播くって全ての始まりの様に使われるけれど。作物たちの種ってさ、人間が播く様にはできてなくってさ。実は人間が勝手なことしなくても、自分たちでいのちをつないでいけるんじゃないかって話。自家採種した種で・・・とか、なんか人間がつないでやってる感もあるよなぁと思ったり。

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わさび菜さま

最近の畑のトピックとしては「間引き」がうんぬんって、騒いで書いているんだけれど。そもそも間引きなんかしなくても、勝手に間引かれてくんだって。確かに大きく育つ子と、途中で倒れることがいて。ある子は芽吹かなかったりする。またある子は虫に食べられたりする。そして枯れていく子。それもすべて植物の意思によるものだって。虫に食べられる子と食べられない子って確かにいますもの。

途中で倒れた子たちは土に還っていく。芽吹かなかった種は、どこへ行ったんでしょうって思うけど、お隣の種を芽吹かせるための肥料、栄養になってくみたい。だからってたくさん種を播けば言い訳じゃないって。

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あおあおと山東菜

例えばマメ科の種ってさ、鞘に入っていると思うのだけど。その鞘の中には大体3粒のお豆が格納されています。

ここでは枝豆を想像してましょう。枝豆をそのまま植えておけば、大豆になる。大豆になると言っても食卓に並ぶ様に粒にはなってなくて、まだ鞘に入ったまま。

人間が種を播く時は、一粒一粒播いていくけど。きっと人間の手が入らなければ、鞘ごと地面に落ちる。3粒納まったままに。そう。自然と3粒播きになる。

枝豆の種の裏をみると「ポットに3粒まく」って書いてある。何で3粒播くのか考えたことなくって、単に発芽率からみて、さん3粒播くのが確率的にいいのかなって解釈してた。

確かに確率的なこともあるかもしれないけれど、自然に近い方法で種を播くためっていうのが正しいのかなって思ったり。もったいない〜とか言って、1粒播きにしたポットって、発芽率低かった気がするよ。気がするだけだけど。

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ほうれん草っぽくなってきた

これは播き方にも言えるらしくて、アブラナ科とかは鞘にたくさんの種を作るのだけれど。乾燥してはでると、周辺にばらまかれるんです。そうばら播き。それが一番自然に近いけれど。人間様が管理しやすくて、ばらまきに近い様にするための「条播き」

競わせて発芽率をよくするとか。そして、たくさん種を播いた後に、自然と株ごとに優劣がついて、自然と間引かれるというか、枯れていくみたい。そして倒れた子たちは栄養になって吸収されていく。


と。書いた文面を読み返すと、読んだ本のバイアスかかりまくりなんですが。そういう時もあるわさ。ってことで別にいいんです。

とにかく新しい発見をしたことに興奮している話です。ふんふん。

興奮冷めあらぬままに、お風呂に入ってさらにあったまって。そのまま寝てしまおう。

本日もお疲れ様でした。おやすみなさい。






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