2020.07.08　 雨時々曇　25°/27°　自然の一部

なかなか天候回復しませんね。久しく太陽を見ていないので畑の作物もさることながら、私の体は太陽の光を待ち望んでる。心なしかなんだか体調もいつもと違うみたい。いつもと違うというのは体調が悪いとかそういうことではなくって、なんかいつもと違う気がする。そう、気がするだけ。最近は周りで雨降ると気圧がどうとか、体調が悪くなるみたいな話を聞くけれど。私には全然わからない感覚。太陽光を浴びたほうが元気がでるけれど、体調は悪くならないかな。きっとそれは雨が降ると気分や体調が悪くなるって思い込みの人がほとんどじゃないのかしらって。

今日のカバーは　スーヨーの徒長な背比べ　です。

畑をやっているものからしたら、雨は負のイメージではなくって、恵みの雨。使い古されているように聞こえるけれど、聞いたことあるフレーズはそれだけ私たちの記憶として残っているからでしょう。恵みとして感じられないのもまた悲しい。

そうそう。雨が降ると不足する栄養素があったりして、それは何かと語られる「D」の話なのですよね。あいつはDの意志がどうたらこうたらって・・・ここでは「ビタミンD」のことを挿しているのだけれど。太陽光というか、紫外線を浴びることによって生成されるビタミンDというものがありまして、カルシウムの吸収に寄与するみたいなんです。最近やけにイライラしがちなのは太陽の光を浴びていないからなのかなって。

「カルシウム不足」にみえて「カルシウムの吸収不足」なのかもとか思ってしまいます。人間だって光合成みたいに太陽から何かを生み出している。とまあ、なんだか知ったかぶりに書いていて、結局のところ私も雨のせいにしてて面白い。きっとご先祖たちも、それだけ雨に救われるし、翻弄されてきたんでしょう。きっと。

スーヨーだいぶのびちゃったね

大体、お家の育苗している写真を載せているということは、畑にいくことができなかったということであって、毎度のことのように畑への移植ができなくて困っているよって話であって、それ以上でもそれ以下もないことであります。もうありあり。

はぐら姉さんもいるよ

こちらは青はぐら瓜。ゆくゆく実を収穫できるところまで行けたらですね。絶対に鉄砲を作りたいのです。中にはたっぷりと唐辛子をつめてですね、たまり醤油とお酢を利かせて甘塩っぱ酸っぱくして。どうして鉄砲を作りたいんだって、昨年群馬の友人の元に遊びに行った時に、帰りにお酒と漬物を持たせてくれたんです。その漬物が「鉄砲漬け」とっても美味しかったので是非ともお家で作りたい。やるしかない。

黒秀将軍も調子がよろしいです

スーヨー、はぐら姉さんたちウリウリ姉妹とはやはり成長スピードが違うようで、黒秀なすはじっくりのんびり大きくなっているようです。大器晩成型でしょうか。すでに秋ナスを食卓で楽しく調理して、おいしいねって言っている自分を想像しています。なのできっと実現します。というか実現するように大事に、丁寧に見守りたいと思います。

ちょっとうる覚えなんですが、最近読んだ本のなかで、植民地や先住民族の土地を奪う西洋人の話があって、先住民族の方々は、見ず知らずの外部からきた人間が持ってきた「よくわからない書類」にサインをさせられて土地を奪われてしまったという話があるのです。そして先住民族の方達は土地を所有するという概念がまったく理解できなかった、というか住んでいるその地が自分たちの土地であるという概念はなくって「人間がその地に所属している」ということを知っていたんですよね。自然の一部だということを。

なんだか人間もずいぶん偉くなって天気という部分を切り取っただけにしても、自然を知ったつもりでいる。天気予報をみているから「今日は夕方から雨が降るって」「今週は雨だね」なんて、当たり前のように私もやっていますけれど、なんだかそれ以上に知ったつもりになっている気がしてしまって。だからこそ天気予報が外れれば怒り出したり、気落ちしたりする。そんな姿をみていると、翻弄されているのは変わらず、やっぱり自然にはかなわないなぁってなるから、自然のなかの一部でしかないってところに落ち着いていく。

まあ何が言いたいかっていえば、

「早く晴れてください。お願いします」

ほんと。それだけ。