なぜ親は頼んだまさにそのものを買ってこないのか?
自分で買いに行けば良かったというのが今回の正論だとは思う。
ただ、子が病み上がりで、
今週1週間面倒を見ていてくれた母が
リフレッシュのためにショッピングモールに行きたいと言うので
私は家で子守りをし、欲しいものは母にお使いを頼むことにしたのである。
母に頼んだのは生理用品だった。
欲しかったのは、さほど量が出なくなってからの軽めのときに使う用のもの。
なんなら、産後産道が緩くなっているのか入浴後に風呂の湯が垂れてくることがあるため、
それを受け止める用として用途外に使うもの。
(その話は以前、母にもしたことがあり、母もあるあるーと言っていた。)
そして母は昔から少し高めのメーカーのを好んでいるのだが、
私はその肌触りが好きではないので、そのメーカーを避けて欲しいと思っていた。
なので「やっすいやつ」をとお願いした。
2パック入っていて20cmくらいの長さのイメージである。
…そして母が買ってきたのは、多い日用のやつであった。
私は腹が立った。
並はずれた自己肯定感の低さからか、
中学時代から自分が高い生理用品を使った際にはひどく嫌悪感を感じる私にとって、
屈辱的とすら思えた。
高頻度で生理用品を消化することすらひどく抵抗があるのだ。
ポーチを持ちいそいそとトイレに向かう姿は、他人がしててもいいが
自分では絶対に晒したくない。
生理で自分を大切に扱うような行為が、鳥肌が立つほど嫌なのに!
「なんでやっすいやつじゃないん?」という私の問いに、
母は「別にこれ使えば良いじゃん」と返した。
確かに買ってきてもらって、わがままだとも思う。
ただ、このような嫌悪感を感じたくなくて「やっすいやつ」を頼んだのだ。
頼んだものを買ってきて欲しかったのだ…。
明日、自分で買いに行くことにしようと思う。
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