未来はわからないという恐怖|自殺未遂を経て

私は飛び降り自殺未遂をして、脊椎損傷になった。
両足には麻痺が残り、歩行器を使わなければ歩けないし、使っても50メートルも歩けない。

毎日、この先普通に歩けるようになるかという不安に襲われている。

私は変化が嫌いだ。
新しい環境、新しく出会った人、新しい出来事。何もかもが馴染むまで大きなストレスになる。

未来は不安ばかりで怖い。
私は死ぬことでそれを終わりにしたかった。けれど失敗した。

その代償として飛び降りる前よりも大きな不安、以前のように歩けるようになるかという不安に襲われている。

入院生活も大きなストレスになっている。
同室の人はたくさん入れ替わるし、嫌な人もいる。看護師さんに気も遣う。

死ねたら楽だったのに。
そう思うことも少なくない。

自殺未遂をするまで追い詰められている方がこの記事を読んで気持ちが変わるかはわからない。自殺はやめなよとも決して言えない。

それでも私は当たり前のことかもしれないけれど、
自殺未遂は失敗したら、する前より辛いよ
とみんなに伝えたい。


もしよろしければサポートお願いします。いただいたサポートは紗々子のリハビリの糧になります。元の身体に戻りたい!