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日下秀之奨学金 \応募者一挙紹介/

日下秀之奨学金へ応募していただいた方の応募書類と僕のメッセージを公開していきます。(写真は熊本県人吉市の元湯。7月の豪雨で被災されましたが、今は復旧しているとのこと。素朴な佇まいが落ち着きます。是非行ってみてください)

本人からの希望に応じて、書類上のお名前や写真に修正をしています。

この記事は全文無料で読めます。

実は 不採用になった応募者の方にもせっかく応募いただいたお礼に
ささやかなプレゼントを送ることにしています。
ちょっと奮発してしまったので、サポートいただけると嬉しいです。笑

記事末尾から購入、首を長くしてお待ちしています!(てへぺろ)

1.ロケットはだめなんだね

八田君

ロケットはダメです。あれ程バカげた代物はありません。1機120億円もかかるのに、使い捨てだし、全体の98%が機体と燃料です。

既存のロケットに対して怒りをぶつけている部分がとっても好きです。笑
もっと良いものが見えているからこそ、現状に対しての不満をエネルギー源にしているのかな。好きなことに対する執念が凄い・・・!

人生を通して、努力で活路を切り開いてきたし、これからも貫いていけるエネルギーを持っている方だと感じました。きっとうまくいかないことも沢山あるだろうけど、そんな時には何よりも頑張った自分を褒めてあげて欲しいです。

研究者を諦めた自分にとって、突き進む姿勢を含めて凄く憧れる存在です。

2.「ひとりでできる」が人を殺すとしたら

齊藤さん


あなたの文章を読んで、「「できる」=ポジティブに「出来ない」=ネガティブにとらえるのではなく、一つ一つをそれぞれの大切な個性として見てみよう。そんな世界はきっと今より素敵になるよね」というメッセージを受け取りました。そう、良いも悪いもない特性でしかないんですよね。

「けものフレンズ」というアニメがあります。記憶喪失の女の子(かばん)が様々な動物が擬人化された女の子たち(=フレンズ)が暮らす世界に迷い込み、サーバルキャットのフレンズと一緒にお家を探す物語です。フレンズに比べて身体能力で劣り、つい落ち込みがちなかばんちゃんにサーバルが「平気平気。フレンズによって得意なこと違うから」と”何でもないように”言うセリフがあります。落ち込んでいるときにそれを聞いて、じんわり涙が滲んだのを思い出しました。とっても素敵なアニメなので是非。

3.キング・オブ・奨学生「王になりませんか」

大滝文一


実はまだお喋りしたことないですね。笑

「努力は自分の力だ」と思っていたけど、いや努力できる環境すら、「与えられた」ものであったという事実に気づかされます。

大滝文一奨学金の募集要項にあるこの一文、本当にその通りだなあということを日々実感しています。

自分だけの力で成し遂げたことなんて本当に無くて、僕たちが生きる先には必ず道を切り拓いてくれていた先駆者の存在があって、名を残すことなくひっそりと世を去っていたりします。自分が生きることに精いっぱいだから、普通に過ごしていたらそんな人の存在(産み育ててくれた両親や、命のバントを受け継いでくれた先祖でさえも)をすっかり忘れてしまう。

色んな所から聞こえてくる、優しさあふれた人柄。
直接お話しできるのを楽しみにしています。

4.結局PDF提出してへんやんけ(笑)

佐藤翔


3年生では一緒のクラスでしたね。さいとう先生は元気かな。脇目も振らず、迷い無く行動して海外へ飛び出し、フットサルでも活躍している姿、とてもかっこいいです(FBでも活躍してそうなのは見かけていたけれど)。
高校同級生のはずなのに僕との社会人年数があまりにも違っていてびっくりしました。あの時の自分には高校卒業後すぐに社会に出るなんて、到底無理だったなあ。モラトリアム期間を多くいただいた負い目も、日下秀之奨学金の背景にあるんだろう、という気付きをいただきました。

5.何の得もない、ただ美しいだけの男のプライド

奥田君1
奥田君2

私が最も大切にしていることは「仲間(友達・家族)」でこれに比べたら「お金」はどうでも良くなってしまっています。

の価値観が変わった経験はどこにあるのか、とっても気になりました。
幼少期から根付いた強い価値感が丸ごとひっくり返っているような凄い体験だと思います。とても大切な人への運命的な出会いがあったのかな、と勝手に想像しています。

自分よりも年下で、しかも女の子に毎月お金をもらうことが許せないからです


何の得もない、ただ美しいだけの男のプライド、僕は好きです。笑

6.色彩も年齢も8つの女の子

田村あいりさん


今回最年少。まさかの兄妹揃っての応募をいただきました。

本を読んだり勉強したりの後に、遊ぶのも大好き、正直で、無邪気さが溢れていてとっても好きです。何よりも8歳という年齢で自分を表現して、応募してきてくれたことが尊くて、凄いなあと感じました。

大きくなったら奨学金をやりたい、と言ってくれて(補足コメントでいただきました)とっても嬉しいです。本当に優しい子ですね。
いっぱい自分を大切にして、自分を満たしてほしい。そのためにいっぱい色んな人から色んなものを学び受け取って欲しいな!

7.山の深くに住む賢者かと思った。

うららさん


一読した感想は「この人何者なんだ・・・?」でした。笑
文章から思考力と洞察力はもちろんですが、不思議な安心感が伝わってきて、ファンタジーの世界に出てくる、山の深くに住む賢者を想像していました。

僕のことを知ろうと、理解しようとしてくださったことが凄く嬉しいです。

1年後の日下秀之は「日下秀之奨学金」に何を思うかについて書かれた記事があったら読んでみたいな。


これいただきます。笑 自分で凄く楽しみです。いったい自分は1年後にこの行為をどう振り返るのかな。

知的複眼思考、以前読んだのですがすっかり内容を忘れてしまいました。
あなたが言うならば、間違いなく今読めば受け取れるものがあるのだろう、と思わせてくれます。読んでみますね!

8.岩の絵どうやって描いたの

宮崎くん

貰う前から還元することまで考えちゃったり、ドローンフィッシングの魅力、意義が他の人への喜びにベクトルが向いていたり、心優しい性格を感じました。パートナーと真面目に奨学金の広告を出そうかなんて言っていたので、面白い考え方だなあと思いました!

何より身近な世界の奥行きが広まるのは楽しそう!

これ、凄く素敵な表現だと思いました。新しい世界って意外とすぐ近くにあったりするんだろうな。

P.S. 魚釣り、やってみたいと思いつつこの年齢までやったことないんですよねー。是非連れてってください!笑

9.pdfの歴史

高橋さんぼかし
高橋さん文書


いただいた写真、ご両親の優しいまなざしと娘さんの得意げな表情がとっても素敵な写真でした。とても優しい家庭を築かれてきたんだろうな。何十年ぶりのpdfというフレーズが妙にツボに入りました。笑

PCに慣れないながらも丁寧に文章を作ってくださる姿が浮かび、ほっこりして笑顔になりました。不安なことも多い日々ですが、ちょっとずつでもいい部分を見つけ、少しずつ明るい未来を描いていくのが、我々の仕事なのかな、と最近思っています。1mmずつ、前を向いていきましょう。ちょっとずつ。

P.S. pdfはいつできたんだろ?と思って歴史を調べたら1990年代初めだそうです。大体僕と同い年でした。

10.仕方ないから頑張ってやるよ

たっくん1
たっくん2

応募開始1時間後、最速での応募、ありがとうございます。
最初から最後までふざけようとしてるつもりが、最後の頑張りたまえで優しさが顔出しちゃってる感じが、あなたらしいなと思いました。仕方ないから頑張ったるわ。笑
振り返れば9ヶ月前。本当に大きな出会いでしたね。これからもどうぞよろしくね。

11.彼氏と同棲してる女子とは付き合ったらあかん

※書類非公開

赤裸々に過去を語っていて、それでいてどこか明るい笑い話のような雰囲気を作ってくれる。軽やかな文体が素敵だと思いました。

 「ネガティブで悩みが尽きない人生だった。けど、こんな自分でも、やりたいことやって幸せになりたい」 (抜粋して引用)

この正直さが本当に本当に尊いなあと思いました。どんな今があろうと、幸せになりたいと願える。本当にそれでいいと思います。


12.土日暇ならゲーム?アニメ?...研究!!!

※書類非公開

最初から最後まであなたの凄まじいバイタリティを感じました。使い道が尽きないって良いですね。

「研究には興味はないけれど出来るようにはなりたい。何故なら世界を変える凄い人たちが行っている研究の価値を自分で考えて見抜くことができないから」(抜粋して引用) 


うーんおもしろい。1文目、凄くわかります。けれどその理由について自分の中ではずっと答えが出ていませんでした。できない自分を認められず、負け切れていないからなのか。2文目は自分の中には無かった理由、価値観でした。これを想ったきっかけは何なんだろう。凄く気になりました!


13.あなたの取り柄は知能だけじゃないよ

※書類非公開

社会人5年目、僕と同じですね。
自分が苦しい思いをされているからこそ 痛みに共感し、治療者になろうとする気持ち。それでいて自分を救うことも諦めていない負けん気の強さといい意味での崇高なプライド。
自分も、日々実力の無さを痛感する日々です。一緒に頑張りましょう。
また、いただいたURLで優しく丁寧なレビューをされているのがとても印象的でした。あなたの綴った物語も見てみたいなと思いました。


14.現実逃避の先でこんにちは 

※書類非公開

パートナーのまりーちゃんや、拓人を通じてまたこうして新たな縁をつなげられたこと、とても嬉しいです。人ってつながっていくんだなあということを感じる毎日です。
「正直、今はあの時ほどのメラメラはありません」はきっと、今は“あの時”よりも自分が満たされている実感を持って過ごされているのだろうなと想像して、勝手に嬉しくなっています。


15.僕もあなたもヒゲ男子

※書類非公開

Twitterで見つけてくれて、応募を決めて、すぐに写真を選んで、投稿してくれたんだろうな・・・そんなスピード感が目に見えるようでした。
パートナー経由でPRはしてもらってましたが、Twitter経由で応募いただいたのは初めてじゃないかな。また一つ新たな形の縁をいただけました。

色々と吸収したいと思ってます!!


吸収してもらえそうなことが少しでも見せられるように、僕ももっと頑張らねば・・・!

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