円安と円高を猿にでも分かるように説明して下さい
円安と円高を猿に分かるように説明するなら、「森の中で、猿たちが使う葉っぱの価値が変わること」と言えます。
想像してみてください。森の中で猿たちは葉っぱを使って、他の森の猿たちと果物を交換します。葉っぱがたくさん必要な時(円安)と、少しの葉っぱでたくさんの果物が手に入る時(円高)があります。
**円安**のときは、猿たちの葉っぱ(円)が少ししか価値がないため、たくさんの葉っぱを使って他の森の猿たちから少しの果物を手に入れることしかできません。例えば、通常は10枚の葉っぱで1つの果物が買えるところを、円安の時は20枚の葉っぱを出さないと同じ果物が買えない、という状況です。
一方で、**円高**のときは、猿たちの葉っぱ(円)がとても価値があるため、少しの葉っぱでたくさんの果物を他の森の猿たちから手に入れることができます。つまり、通常20枚の葉っぱを使うところが、10枚の葉っぱで済むようになります。
これによって、猿たちは葉っぱ(円)の価値が上がると嬉しく(円高)、葉っぱの価値が下がると困る(円安)と感じるわけです。それぞれの状況で、猿たちはどれだけの果物を手に入れることができるか、その価値が大きく変わります。