iPad用にOmikamoのタッチパッド付き折り畳みキーボード購入した
iPad Air購入時、「外に持ち歩かない予定なのでMagic Keyboardは買わない」と書いたのですが、先日10日ほど東京へと行く機会がありまして。
iPad Airは13インチとでかいので持ち歩かないつもりではあったのですが、「もし外に持ち出した時にMacBookの代わりになるのか?」と思い、せっかくだしとiPad Airも持っていくことにしました。
しかし、やはりキーボードが無いとそもそもMacBookの代わりとして使うのは難しい……ということで折り畳みキーボードを購入することに。
条件として
タッチパッド付き
日本語・英語どちらでも良いが、変な配列ではないもの
なるべくカラーはホワイト
の3つを軸に探しました。
そして見つけたのが今回紹介するOmikamoの折り畳みキーボードになります。
同梱物はシンプル
外箱はこんな感じ。
中に入っているのは本体と、簡単な説明書とUSB-C to Aケーブル。
本体は一部黒やシルバーが使われているなんてこともなく、オールホワイトで綺麗な色味です。
タッチパッド付きはやはり良い
元々家でiPad Airを使っている時、Macでも使っているロジクールのMx Keys Miniを接続しており、文章はそれで快適に打てていました。
ただ、調べ物しながら文章を書く際に、Split Viewで片方にブラウザを表示させつつ文章を打っていると、キーボードカタカタ→画面触ってブラウザ操作→またキーボードカタカタ→また画面を触って……と手がiPadの画面とキーボードを行ったり来たり忙しいんですよね。
少しの時間なら良いのですが、1時間もすれば画面を触るために上げている手が疲れてくるんですよ。肩にくる。
というわけで新しく買うキーボードにはタッチパッドが必須でした。
キーボード上で手を動かす延長線上で画面操作出来るのかなり良い。
MacとiPad OSのタッチパッドのジェスチャーが違うので慣れない部分はありますが、あるとないとでは雲泥の差です。
"しっかりとした"日本語配列で助かる
安い折り畳みキーボードだと商品説明に「日本語配列」と書いてあっても、英語配列の形に無理やり日本語配列をはめ込んでいるような歪な配列のものが多々あり、1日だけ使うのであれば我慢できるかもしれないけど常用するのは流石に厳しそうだったんですよね。
例えば、エンターが英語配列と同じ普通の四角で、その下のシフトがなくて「ろ」になってるみたいな。
それなら英語配列のまま使って慣れた方がまだマシです。
とはいえいつも使っているMx Keys Miniが日本語配列のものでそちらで慣れているので、iPad用もちゃんとした日本語配列のものを探しました。
そしてもう一点気にしたのは、「分割部分でキーが小さくなっていないもの」でした。
安物だと折りたたむ部分がガッツリ分かれていて、VやFのキーが小さくなってしまっているものが多かったんですよね。
しかしこれも最近のものだと折り方を工夫させることでキーサイズが同じままで折り畳める形になっていたので良かったです。
ちゃんとした日本語配列でエンターが大きいので小指で押した時に押し間違えることもないし、新しい機構でキーサイズも同じだから「V」のようにコピペでよく使うキーも押しやすいまま。
文章を打ちやすくしたいからキーボードを買うのに、そのキーボードが変な形してたら逆に打ちづらくなりますからね。意識せず使えるのは助かります。
仕方ないけど気になる部分
基本的には満足しています。この記事もiPad AirとOmikamoのキーボードで打っていて、大きい不満はありません。
ただ、やはり気になる部分はあるもので……。
タッチパッドはちょっとだけ物足りない
キーボードの右側に付いているタッチパッド。携帯性を考えると当たり前のことなのですが、少し小さめに作られていて、形が縦長なんですよね。
ノートパソコンやMagic Trackpadのようなタッチパッドって横長で作られていて、それはもちろんパソコンの画面が横長だからなのですが、iPadもほぼ横向きで使うのでちょっと横が狭く感じます。
精度もそこまで高くなく、カーソル移動は問題ないのですが、タッチ感度が微妙でタッチだけによる範囲選択やドラッグ&ドロップなどがやりづらいです。
一応普通のマウスと同じような左右のクリックがあるので、それを併用すれば使えるのですが、狭いタッチパッドの中で人差し指で左クリック押しながら中指を移動させて…みたいな動きが必要になるので窮屈ではあります。
それなのに必要じゃない時にクリック扱いになり変なところ押したりね。
本当はキーボードの下の部分に大きめのタッチパッドがある折り畳みキーボードがあって、それならば窮屈さもなく精度がちょっと微妙でも使えそうと思っていたのですが、キー配列がダメだったので選択肢から外れたのでした。残念。
キーの印字はいつか擦り切れる
これはもう対策されたキーキャップじゃない限り全部のキーボードがそうなので仕方ないのですが、キーの上にシールみたいなので印字されているだけなのでいつか擦り切れて消えていきます。
半年とかで消えるものではないだろうし、もし消えても自分は気にならないのですが、気になる人はいるだろうなと。
折り畳んだあとにぶつけたらキーが壊れそう
「ぶつけたら壊れるのは当たり前だろう」という話ではあるのですが、前述した折り畳み機構が新しくなっているためそこの折り畳み部分が少しだけ浮いており、ここを強くぶつけたらキーキャップが折れそうな形になっています。
もちろんその対策として折り畳むカバー部分は硬く、そうそう壊れないとは思うのですが、ピンポイントで角から落としたりしたら欠けたりはしそうです。
まぁ、無理やりカバンに詰め込んだり落としたりしなければ大丈夫だとは思います。
Magic Keboardは高すぎるのでいらないけどキーボードが欲しいと思っている人にかなりおすすめ
気になる部分も書いたものの、Magic Keyboardとの価格差を考えると十分妥協できるレベルだし、そもそもiPad以外にも使えるしで満足度かなり高いです。
今回は持ち運ぶ前提で折り畳みを選んだものの、自分のように基本は家に置きっぱなしだという人にもおすすめ出来る商品です。
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