みんなが大好き、重い槍社会

息子が小学生の時、神経質で無駄に声が大きくて無知な母親がみんなの為に予防接種を受けなさい、風邪を引いたら学校に来るなと騒いでいた事があった。たかが風邪くらいで大騒ぎするような人は今でもいる。

お年寄りや病気の人の為に、本気で思いやっている人もいる。
ただその為に莫大な費用を使って、酷暑の中こどもの顔を覆い、店を潰して良いとはならない。そりゃ医療関係者や検査で大儲けする側なら当然そう言うだろうけど、それで本気で感染症の拡大が防げると信じているような人は愚かで厄介だ。

そうした人は常に根拠の無い自信を持っている。流行性感冒の時期になると感染者が集まる病院に足繁く通い感染してくる。注射を射って、効かない薬をもらって喜んでいるけれど、ウイルスは毎年微妙に変異しているので過去と同じ型のワクは少し勉強した人なら効果を疑うのが当然。風邪を治す薬なんて発明されていないし、解熱剤なんてかえって回復を遅くしてさえいる。

実際に毎年注射していると言っている人の感染率は低くない。職場ではそうした者ほどよく会社を休んでいた。この間の騒動でも90%の人が接種している割には会社を休んでいる人は多かった。因みに僕の家族は三人未接種だが、寝込んだ者は一人もいない。

そりゃさきほど言ったように病院や薬信者は感染者が集まる場所に足繁く通うものだから、当然ウイルスをもらって広める事になる。そうした行為を自分がしているのに他人への批判は声が大きい。

そしてこうした人は他人には厳しいが、自分には甘い。具合が悪くても会社に迷惑はかけられないと苦しそうな顔をしながら午前中出社してゼーゼー言いながら会社への忠誠心をアピールしてから帰る。周囲にウイルスをばら撒いて。そいつは日頃注射を射て射てと煩く言う人と同一人物だったりする。会社への気遣いはいいけど、いつものみんなへの思いやりはどこへ行ってしまったの?

きっと、そんな「みんながみんなが」が口癖の思いやりの押し売り偽善者が一人や二人、あなたの隣にもいるのではないですか。

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