誰のパンツか、わからない。
洗濯物が乾く。
洗濯物を仕分ける。
なんと大変なことなんだろうか。
パンツを仕分けるということは。
我が家には男性が3人いる。
長男のパンツのサイズが夫と同じになってしまった。
次男のパンツのサイズが少し前の長男と同じになってしまった。
もう、どれが誰のパンツかわからない。
私はパンツ鑑定人ではないのだから仕方のないことだ。
全てが同じパンツに見えてしまう。
いっそのこと、夫は白ブリーフにして、長男はボクサーにして、次男はトランクスにでもしてしまおうか。
それであれば、私でもパンツ検定5級の試験には合格するに違いない。
なぜみんな揃いも揃ってボクサー型を履いているのか。
理由は一つ。
私がボクサーパンツを買ってくるからなんだけど。
混乱を招かないようにと、私はあえて別のメーカーのパンツを買うようにしている。
しかし、もう誰がどのメーカーだったかを忘れてしまった。
気がつけばタグに書かれていたサイズもどことなしか文字が薄い。
そもそも、パンツは共有でもいいのではないだろうか。
人のパンツを履くことはそんなにも嫌なことだろうか。
共有パンツ制度にしてもいいのではなかろうか。
私は絶対に共有なんかしないけれど。
家族の中であれば、許される制度ではなかろうか。
もう、男どもは共有パンツにしてしまおう。
いや、流石にそれは彼らの尊厳を傷つけることになるのではないか。
考え直そう。
パンツを分ける術を考えよう。
もう、いっそパンツに名前を書くのもいいかもしれない。
自然教室や修学旅行の時のように。
油性ペンで、名を記そう。
全てのパンツに名前を書く?
そんなことは面倒臭い。
別の方法を考えるしかない。
引き出しを間違えて、
「お母さん、パンツ入れまちがっとるよ」
と言われることがないように。
しかし、息子よ。私のパンツが入れ間違っていたからって、そこら辺に投げ捨てるのはやめてほしい。
そっと私の引き出しにしまっといておくれよ。
小さい頃は、私のパンツを見つけると嬉々として
、わざと履いていたじゃないか。
うん、パンツはちゃんと誰のものかわかるようにしよう。
そして、ちゃんと持ち主の引き出しに入れよう。
パンツはおもちゃじゃないんだから。
そういえば新しい言葉を覚えた。
パンチライン
だそうな。
パンチラしてて、インしてるなんて、はみ出てるの?しまえてるの?なんて思ったことは、秘密にしておく。
ちなみに、今日の話にオチはない。
明日からパンツ検定4級合格を目指して、仕分けします。
ちゃんと仕分けられえるようになったら、タイムを測って、3級合格目指します。
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