別居100日目の本音
突然の別居から今日で100日。
この100日を振り返りつつ、
今の時点での素直な本音を書き出したいと思う。
◆ 別居0日〜21日:パニックからのドン底
100日前のある日、突然、夫は帰って来なくなった。
以前にも無断外泊に近いこと(朝帰り)は度々あったので、帰ってこないことをあまり気にせずに居たところ、突然、夫から一通のLINE。
「離婚しようと思ってる」
それ以来、本当にパタリと、夫は帰って来なくなった。
前触れのない突然の離婚宣告を受け、私の頭は真っ白。
パニックに陥った。
ずっと落ち着いていたうつの症状が再燃。
落ち込み、不眠、食欲不振、動悸、息切れ、頭痛、吐き気、めまい、下痢、関節痛…そして極め付けは希死念慮
うつMAXの時期に経験した全ての不調が一気に押し寄せ、ずっと出番のなかった頓服の抗不安薬を複数服用。
薬剤師のくせに、ダメだとわかっててアルコールまで多飲する始末。
自暴自棄。とことん落ちた。落ちに落ちた。
でも、ふと疑問が湧いた。
いきなり一方的に夫から離婚だと言われて、なぜ私がこんなに落ちなきゃいけないの?
訳のわからないまま過ぎていく日常。
ドン底メンタルでも、夜は明け、朝は来る。
日々の暮らしは待ってはくれない。
「夫から離婚宣告されたので仕事休みます」とはならない。
とにかく朝起きて、仕事に行って、平然を装い無理して仕事して、帰ってぐったり・・・
起きていると無駄に色々考えるから、布団に入る。
眠れないけど無理矢理にでも眠る。
そんなズタボロ生活が2週間くらい経過した頃に、娘がポロっとこぼした一言
父って勝手な人だね
ハッとした。
そうだ、夫はいつでも勝手な人だった。
そのことを思い出した。
◆ 別居28日目 : note を始める
別居28日目、このnoteを始めた。
始めたきっかけはただ一つの思い。
出口の見えない自分の思考を整理したいと思ったから。
見えない不安や不満、怒り、悲しみ、絶望、過去への後悔、懺悔、未来への不安、希望・・・私の頭の中いっぱいに広がる様々な思考。
不安が押し寄せたかと思えば怒りや悲しみが湧いてくる。起きている限り、いや、夢の中でも巡りまくるこの思考たちを吐き出したい。
吐き出さないとやっていられない、ダメになる。
その思いからnoteを始めた。
実際、これまでにここに書き出し(吐き出し)てきて、私の思考はだいぶ整理されてきた。
現実を受け止める。現況を受け止める。
納得できないことがあっても、少しずつ理解していく。
素直な気持ちを吐き出すことで、いったん自分を客観視できる。
そうすることで、思っていた以上に心は軽くなり、気持ちの平穏を取り戻すことができた。
吐き出す(書き出す)ってすごいって過去記事にも書いたっけ。
◆ 別居100日目の素直な思い
ドン底まで落ち込んで、少しずつ現況を理解して、割り切って、気持ちも振り切って、なんとか娘と楽しく笑って過ごせるまで回復してきた今。
夫について思うこと。離婚について思うこと。
正直、迷いが拭えない。
本音① 離婚したくないと思う
離婚したくない。離婚 は したくない(「は」っていう助詞がポイント)。
ただ、現状のまま夫婦関係を続けられないことは理解できる。
私たち夫婦は、どう考えたって、どうひいき目に見たって、破綻している。
ただ、これまで培ってきた関係性から考えると、今さらどうやって歩み寄って良いのか正直、本当にわからない。
私は、かなり努力した。試行錯誤した。
でも、努力が足りなかったと後悔する気持ちがあるから離婚に迷いが生じているのかもしれない。(どれだけドM気質なのか)
実際のところ、今の生活はとっても楽。ラク。楽しい。平和。平穏。
夫からのモラルハラスメント的な扱いも、変なプレッシャーもない中で、自分のペースで生活できるってこんなに楽なんだって知って、とても伸び伸びできている。
だからこそ、今後、夫と一緒に暮らすのは無理かなとも思う。
第一、夫が帰ってきたとして、どんな感じで一緒に暮らすの?
どんな顔して向き合えばいいの?何を話すの?
自信を持って、「夫と楽しく暮らせる」「幸せに暮らせる」って思えなければ、夫に帰ってきて欲しいなんてことは言ってはいけない、それだけはなんとなくわかるので言動には移せないでいる。
情けないけど、その程度の「離婚したくない気持ち」なのかもしれない。
本音② 離婚するしかないかと思う
もう無理だとも思う。
不倫されたこと。
今回、一方的に別居されたこと。
一方的に離婚宣告してきたこと。
これまでを振り返ると、独りよがりで横暴な俺様スタンスの連続。
結婚生活を無理だと思うポイントは多々あった。
思いやりのかけらもない。いつも自分本位な夫。
夫に少しでも思いやりがあるのであれば、とっくの昔に1ミリでも歩み寄り、ここまで冷めきった関係にはなっていなかったはず。
ひどい扱い受けたじゃない?
いつも家族は後回しだったじゃない?
それを全てなかったことにできるの?
無理だよね。だったら離婚するしかないんじゃない?
自分が自分に問いかけ続ける。言い聞かせ続ける。
◆ 結論:このままでいいんじゃない?
自分たちが蒔いた種。
その種は与えられた環境下でしっかりと育ち、環境相応に成長した。
刈りとるのも、種を蒔いた私たちの役目であり責任。
それは理解できる。理解できるけど。
世の中、白黒つけなきゃいけないことばかりではないでしょ?
グレーなことって私たちの周りには普通に多く存在する。
だったら、夫婦関係もグレーでいいんじゃない?
って思う。ズルい考えかな。ダメ?
離婚という結論を出したい夫。次に進みたがる夫。
離婚という結論を出したくない私。次のこととか考えていない私。
むしろ、現状でも良いんだけどって思える私。
現状、夫は私と離れてハッピー。好き勝手しててハッピー。
私も夫の圧から解放されてハッピー。夫のために疲弊しなくていいからハッピー。
これ、十分にwin-winな関係なのでは?お互いハッピーなのでは?
「離婚」ってなんなの?「結婚」ってなんなの?
こだわる必要ある??
100日間の別居という望まない修行を強いられた私が達した心境。
これが私の素直な本音。
来週には夫婦&娘での話し合いの場を設けなければならない。
この100日間でたどり着いた私の本音を夫にぶつけてみようと思う。
すでに価値観の相違が露呈している私たち夫婦。
上等じゃないか。玉砕覚悟で挑もう。
だって、仕方がない。私の本音だもの。現時点での私の素直な気持ち。(不倫相手が妊娠した、とか衝撃事実があれば話は変わるけどね)
離婚するとしても、その舵は私に握らせてほしい。最後くらい、私に決定権をいただきたい。
それが私の最後の望みなのかも、って考えてたどり着いた、別居100日目の夜でした。
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