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語学学習はなにはともあれListening!


ネットサーフィンを活用して、Listening強化の自主トレをしている
『まるちりんがるらいふ』のペラ子。
トレーニング開始から3ヶ月。マイペースで緩くやってるけど
楽しんでやってるので、案外成果が上がってるようです。
Facebookにも『まるちりんがるらいふ』のページ
開設したので、是非、立ち寄って、「いいね!」して
いただけると嬉しいです。

最新の記事を、こちらにも共有で転載いたしておきます。

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語学の勉強に、Listeningの訓練は、必須です。
子どものとき、どうやって日本語を覚えたか?
まず、親が話すのを聞いて、
おぼつかない口真似をして、
絵本の文字を指でたどり、
ようやく最後に文字を書くようになったという順番でした。
幼いときは、学習するという意識はなく、
知らない間に、いろんな言葉を覚えました。
家族や友達との生活の中で、
そして、テレビの中の会話に触れ、絵本や漫画も眺めて、
だんだん覚えていったものです。
私の母が言うには、私は3~4歳くらいで、
けっこういっちょ前にしゃべるようになり、
5歳の頃には、だいぶ字が読めるようになっていたそうです。
でも、ちゃんと字が書けるようになったのは、
私は小学校に上がってからでした。

今、物書きを生業にしていまので、書くことに時間を割くことが多いのですが、
言葉を習得する上で、何よりも聞くことが先!
そして喋る、読む、最後に書くの順番なのだなあと、つくづく思います。

ところが、私が中学生の頃は、カセットテープレコーダーは既にありましたが、
市販の語学テープは大変高価でした。
レコードやソノシート(古い!)といった教材もありましたが、
カセットテープの教材よりはやや安いけど、
繰り返し聞くのは不便でした。
常時外国語放送といえば、ラジオのFENの英語放送くらい。
NHKの語学放送や、ニュースもありましたが、
好きなときにいつでも利用できる環境ではなかったのです。
あとは、外国映画ですが、今のようにレンタルビデオもないし、
映画館に行くのもお金がかかります。
テレビの洋画劇場はオリジナル音声で字幕つきは少なく、
日本語の吹き替えで、テレビに副音声の機能もありませんでした。

なので、外国語を勉強するときは、読み&書きが先で、聞く&話すは後回し。
しかも、例文を分解して、文法に照らし合わせながら、
日本語に直しながら理解していくことばかりに時間をとられていました。

英語の筆記試験の成績は良くても、英検でListeningの試験はまるでダメ。
外国人と知り合っても、Listeningができないので、会話が成立しない。
外国に行っても、Listeningがダメなために、電話でレストランの予約ができない、
タクシーが呼べない、駅や空港の案内が聞き取れなくてびくびくする
劇場に行っても、みんなが笑っているのに、さっぱりわからない……などと、
情けないことばかりでした。

でも、今だったら、違っていたと思います。
それは、インターネット。
ネットで世界各国の動画が見られるので、生きた言語に親しめます。
分厚い辞書をいちいちを引かなくても、ネット検索で意味もわかれば、
自動翻訳機でざっと意味もわかるし、
何よりListening用のスピーカーボタンがついてて、メチャ便利。

毎日、あれこれと、気紛れに今日は英語、明日はイタリア語、
それから中国語、アラビア語……というふうにランダムに、
文法とか細かいことはどうでもよく、とにかく聞きまくっています。

この、まるちりんがるなListeningは今年の4月から始めたばかりですが、
ダメダメな私でも、3ヶ月くらいで結構成果が出てきました。
耳が慣れてきたのが実感します。

しかも、ある日は、ずっと中国語を聴いていたのにも関わらず、
その後で英語ニュースを聴くと、前より聞きやすく理解度も増しています。
耳の穴が大きくなったなあ! 詰まっていたモノが取れた感じ!

学生時代にフランス語を第二外国語にしていたことと、
無類のイタ飯好きで、なんとなく食べ物に関してなら、
ちょっとだけイタリア語がわかることもあって、
文法的な知識も基礎的なこともほとんど知らなかったスペイン語や
ポルトガル語が、ただただListeningするだけで、
すでに耳に馴染むようにもなってきました。
(なんとなく意味がわかるのです。似た言葉も多いし)

とはいえ、まだまだ全然、大きな山の裾野をうろうろしていて、
頂点はずっとずっと遠いです。

でも、焦りません。マイペースで!
まずは、聞く。とにかく聞く。
Listening登山は楽しいですよ!

今どきのListeningは、
インターネットを利用するのですから、
必ずビジュアルがともなったものが教材としておすすめです。
視覚による理解が、
未知なる言語に耳が慣れる手助けをしてくれます。
意味がわからなくてもたまに、笑ったり、受けたりもします。
(無声映画のチャプリンに笑ってしまうように!)
例えばYouTube動画に上がっている世界各国語のコンテンツや
語学学習サイトのアニメーションや、
世界のニュースサイトで配信される動画などを
私は聞き漁っています!

たとえて言えば、
カンフーパンダみたいな動きの激しい
わかりやすいビジュアルと、
感情の起伏を伴った音声があると、
通じます! わかります!
何を伝えようとしているのかという理解は、
本来は、辞書も、文法書も、通訳・翻訳も要らないのです。
子どものとき、辞書も、文法書も翻訳もなくても、
未知なる日本語を理解していったように!

頑張りますです♪

文責 桜梨子(peraco74)

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