【番外編】カウンセリングを仕事にする人ならわかる?!見えないものお話(笑)
星占いで有名な「しいたけ」さん。
柔らかくて面白い文章が大好きです。
昔、対面での占いをしていた頃のお話だったか、相手の話に入り込んだ自分から戻るために、ある儀式をしていた、とありました。
自分の指を、ひとつひとつ、「右の親指」「人差し指」と順番に動かしながら、自分自身に気持ちを向けて、戻ってきていた、と。
あー、めっちゃわかる!!と読んだときにやや興奮(笑)
そうなの。
相手の話や状況に、自分も半分浸るというか、もっと根っこを探ろうとするから、自分の意識をね、相手の奥深くに飛ばすのよね。
表面的な言葉を聞きながら、問題というか、困っていることのおおもとは、どこ?いつの傷?いつからの思い込み?とか、いろいろ自分の意識を相手のなかに、それこそ時空を越える感覚で(笑)、旅をさせるから。
ええ、疲れますわよ(笑)
私の場合は、自分に戻るときに、特別な儀式はしなかったけれど、
趣味でひたすら踊っていたから、それで自分の体の感覚を取り戻していたのかも、しれません。
間違いなく、音楽は助けてくれた。『音浴』でニュートラルに戻る感じかな。
で、ここからがいつもとは違う番外編なのですが。
そうやって、相手の意識とコンタクトをとろうとしているうちに、ある感覚が開いてくるもので。
見えないものが、見えてくる。
え?(笑)
例えば、なんでこんなに仲が悪いんだろう?と思っていた兄弟の場合は、
かつて源氏と平家の戦いのような、船と弓矢と甲冑で戦い合っていて、一方が海に落ちても執拗に追いかけてきているシーンが『見えた』(笑)し、
ある女の子には、
後ろから、「この子をどうかよろしく頼みます」と熱心に頭をさげてくるおじいさんが『見えた』(笑)。
職場では、二面性のある上司には、
冷徹な大きな蛇が、その人の中に『見えた』し、
言っていることが支離滅裂だなと思っていた別の上司は、
溶けかかった妖怪が無数に覆い被さっているのが『見えました』(笑)。はい。
そう、結構ね、皆さんいろいろいます。
それらが、その人をそうさせているのか、
その人がそうだから、そういうのが『住んで』いるのかは知りませんが。
どっちにしても、
私は日々、サバイバル(笑)だったことは間違いない。
ふいにやってくるイメージや、言葉そのもの(あるママの横に突然、『夫の浮気』って言葉が出てきたことがあった。何にもこれまで話題に出てきたことないのに)はどうすることもできないけど、
担当しているケースには、できるだけ、今この人が幸せになるように、それらの情報も加味していたかなー。
もう最近はこの能力もめっきり封印しましたが。
今目の前に相談に来ているこの人も、そして私も、
みんな自分で自分を助けられる。自分を幸せにできる力はもともと持っている。
それを前提として、話を聞くというお仕事を続けていきたいし、
プラスアルファのメッセンジャーとしての役割が必要なときは、
思い浮かんだことに抵抗せず、現状の改善のために、活かしていきたいなと思います。
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