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ママから離れられない女の子のお話②

続きです。

子どもに自信を持たせたいと思うとき、

ふたつの道があって、

その両方ともが必要です。

ひとつは、
身近な周りの人から、褒められたり、認められること。

もうひとつは、
自分で自分にOK!を出すこと。
自分で、自分を認められる力。

これが、とーっても大事で。

誰が見ていなくても、
自分で自分のしたことや、思い付いたことや、できたことに満足する力。

この力が、ぐっと育つと、
あれ?急にお兄ちゃん/お姉ちゃんになったねと、周りが言い始めてくる。

雰囲気が、表情が、変わるんだ。

いろんなことに動じなくなるし、
周りからのちょっとした注意や指摘にも全然へこまなくなる。

立ち直る、立て直る力がつく感じ。

ね、素敵だよね。

さて、このママから離れられない女の子に必要な力は、

この自分で自分にOKを出す力。


そうすると、さっきのこころを浴槽に例えた話。
自分のこころの栓を、自分で閉められるようになる。


これを、日々の生活のどこで、用意してあげられるか?

それは、

最初から最後まで、一人でできることを用意する。

6歳ともなれば、ひと通り身辺面のことはできるから、

まずは、準備から片付けまで、
身の回りの一連の流れを任せる。

できそうな家事、
最初から最後まで一人でできそうな部分を見つけて、用意して、任せる。

そう、行動が先。

身辺面や家事って、手順があるし、こうなったら終わり、完了というのもわかりやすい。

自分でできた、ということが、本人にもわかりやすい。

毎日することは、どんどん上手になるし。

そして次は
ちょっとしたお使いを頼むのも良し。

社会性の育ちとも組み合わせて、
あまりよく知らない人とも、ある程度決まったパターンのやりとりであればやりやすい。

家庭内、外含めて、
ちょっとしたオシゴトを経験させていくと、

自分で考えたり判断して行動する、というパターンが形成されて、

自分で自分にOKをどんどん出せてくる。

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