お兄ちゃん

私のお兄ちゃんは、二個上です。
今思い返すと小さい頃から私はなんだかんだお兄ちゃん子でした。
顔がかっこよくて賢くて、何より誰にでも優しいです。密かな自慢です。

幼稚園の頃は、人形で遊んだり、幼稚園のバスで私が落とした髪ゴムを拾ってくれたり、一緒に踊ったりしていた記憶があります。なんでもお兄ちゃんと同じがよかったんです(笑)

小学生に上がると、兄にはたくさん友達ができました。
お兄ちゃんが友達と遊びに出かけるとき、当然のごとくついていっていました。今考えるとすごく迷惑だっただろうなと思います。だから私は女の子の遊びをあまり知りませんでした(笑)
今でも家の中でキャッチボールしたり、人形で遊んだり、ゲームを一緒にした記憶が鮮明によみがえります。

中学も兄と同じところに進学しました。
身長も伸びて顔も整っていて、正直めっちゃモテてたんじゃないかなと思います。お兄ちゃんは陸上をやっていたんですけど、お兄ちゃんかっこいいよねと話しかけられて友達になった子が今となっては大親友です。間接的とはいえきっかけをくれた兄に感謝したいですね(笑)

高校二年生くらいになって、兄の反抗期も終わりを迎え、またよく話すようになりました。大学生になった今でも家族で信頼していて一番話すのは兄です。

私の家族の話はまた今度しますが、私にとって兄は一番大切な人です。

20年間生きてきて、普通親に感謝すると思っていましたが、
私が心から信頼して感謝したいと思える人は兄だけです。私の人格を一度も否定することなく、楽しい話もつらいことも聞いてくれて、一番感謝しています。

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