私がWebライターを始動してわかった5つのこと
この前、神社に行っておみくじを引いてきました。
ただの運試しで引いたので「大吉引けるといいな」という軽い気持ちでしかありませんでしたが、運勢を見ると「うっ」と言葉に詰まってしまう文章が。
「まとめて士気を上げ、目的に立ち向かうにはそれなりの旗印と大義名分が必要」
「ただやたらに突っ走るのではなく、ここで一度足元を見直して目的を明確にしましょう」
「公私混同をさけ、情実にとらわれることなく事に処すれば、かならず成功を手にすることができます」
仕事……しっかりと腹を決めることが肝心。少々のはったりもよし。だが、腹を見透かされたら負け。
学業……いまさら新しい目標を選んでも無理。かねて積み上げてきた力が発揮できるところを目指して頑張れ。
……これって全部最近悩んでいる副業のことなんじゃないだろうか……?
思わずおみくじを写真にとってしまうほどの衝撃でした……。
今回は、おみくじを引いて改めて考え直した、私の副業への気持ちをまとめていきたいと思います。
Webライターへの当初の気持ち
私は今、Webライターとして副業をしています。
Webライターを目指したきっかけはこちらから。↓
最初は「いつかWebライターとして独立してやる」「今の仕事を絶対にやめたい」という気持ちがものすごく強かったと思います。
というのも、本業の医療系の仕事は朝から晩まで働いても給料は上がらないのに、1歳の娘を約10時間(8時から18時まで。もう少し早く迎えに行くこともある)預けなければなりません。
そのため、私が当初抱いていた思いは、
「子どものことをもう少し早く迎えに行きたいけど、働かないと家計が厳しい」
「好きなことをして仕事をしている姿を見せたい」
でした。
つまり、この時点での目的は「独立して自宅でバリバリ働いている姿を子どもに早く見せる」というものです。
しかし、実際にWebライターを始動してみて、その考え方は変わっていきます。
実は、最近なんとなく「あ、このままだと副業を続けてもだめになる」と思っていたのですが、忙しさを理由にきちんと自分に向き合っていませんでした。
そんな中でのあのおみくじだったので、ちゃんと真剣に考えていきたいと思います。
次に、実際にWebライターを始動してみて、わかったこと・考えたことをまとめていきたいと思います。
Webライターをしてわかったこと①1円稼ぐことの難しさ
Webライター初心者は文字単価が、ほぼ1円未満です。
3000字を書いても3000円なんて稼げません。最初のうちは、月に1万円稼ぐのも難しい方も多くいます。稼げませんが、とにかく経験を積まなくてはならないので、収入がなくてもコツコツ継続していくことが大切です。
それがなかなかたいへんなんですよね……。気持ちが折れることもあるというか……。
会社では労働時間を対価に収入を得ますよね。あれって実は本当にありがたいことなんだなって痛感しました(そのときは気づきませんが)。
それと同時に「会社を辞めて自分の力で生きていく」ってことを甘く見ていたのかな、と反省しました(夫に啖呵をきったことがあったので……まあ、一瞬にして論破され鎮圧されましたが…笑)。
自分の力で生きている方々を見ると本当に尊敬します。かっこいい。
Webライターをしてわかったこと②社会保険のありがたみ
私は夫の扶養に加入しておらず、自分で社会保険に加入しています。
正直、過去には「社会保険料たけえ……」「保険証以外で何の得があるわけ」と思っていました。
しかし、改めて今考えてみると、私はだいぶ社会保険の恩恵を受けています。
社会保険については、もう一つnoteが書けるくらい語れるので、あとでそれについて詳しく書きたいと思います。
ここでは簡単に。
一番お世話になったのは、妊娠・出産のときの産休・育休の給付金。
働いてなくても一定の収入があることのありがたさを実感しました。
もちろん、家計を支えるためのお金でもありました。
ただ、あのとき収入がなければ、夫に対して「食べさせてもらってるのに強くは言えない……」という引け目を感じて何も言えなかったと思います。
給付金があったからこそ、対等に「あれがほしい」「これをもうすこしやってほしい」と言えました。
給付金は夫婦関係にもよい影響をもたらしてくれました。
本当に感謝しています。
社会保険なしで完全フリーランスだと、産休・育休の分の収入を自分で稼がなきゃならないですよね。
それって、すごく大変なことですよね。やってる方、本当に尊敬します…!!
Webライターをしてわかったこと③本業のことを嫌いなわけではない
この事実が一番自分の中で驚いたことです。
私は作業療法士という仕事が、好きではありません。言ってしまえば、作業療法士であることが気持ち悪くて心を病んだこともあります。
セクハラしてくるじいさんはいるし、人間関係はめんどくさいし、書類は多い。その割に給料は少ないです。
正直、取得する国家資格を間違えたと思うことのほうが多かったです(これは今も少し思っています。子どもがなりたいと言ったら、夫婦ともども大反対します)。
でも、会社を辞めて自宅でずっと一人で働くことを現実的に考えた時に、ふと寂しくなったのです。私はその感情にとっても驚きました。
私は文章を書くことが好きです。でも、それと同じくらい人とかかわることも好きなのです。人と話すことが好きなのです。
それに、ようやく気づきました。
人と関りをもってお金をもらえるならそれはそれでよいのではないかと思いました。
私が納得していなかったのは、作業療法士として努力しても全く給料に反映されないところ。どんなに難しい症例をリハビリしても、呼吸療法認定士の資格をとっても、勉強会に行っても、給料は全く上がりません。
セクハラを我慢しても、暴言に耐えても、給料は何も上がりません。
それが嫌だったのです。
ただ、副業は努力した分、収入に大きく影響してきます。
努力次第で収入が変わる副業をもつことで、本業を安定した収入を得るための仕事だと割り切ることができたのです。作業療法自体は嫌いではありません。
また、同業である理学療法士の中には、収入は副業で得て理学療法士の仕事は「趣味」として行っている、という人もいました。趣味でお金がもらえると考えれば理学療法も苦ではない、とその人は述べるのです。
その考えにハッとしました。
わたしもそうやって作業療法士を続けていく道があるのだと、気づかされました。
Webライターをしてわかったこと④ブログをやりたい
私がもともとwebの世界を知ったきっかけは「ブログ」です。すごいですよね、自分の書いた記事がお金になるんです。ただ、ブログだけだとなかなか稼ぐことのできないことも知りました。
そこでライターと同時並行でやっていきたいと思ったのですが…。
正直ブログに全然時間を割けていないのが現実です。
ブログとライターって似てるようでいて全然違いますよね。ライターは労働しないと収入が発生しないけど、ブログはそうではありません。
逆を言えば、労働すれば確実に稼げるのはライター。いつか稼ぐことができるかもしれない資産を作るのがブログ。
目的が違うんですよね。
混同したまま進んでもダメだなと思いました。
私は、今すぐにお金が欲しいです。毎月の暖房費の足しになるくらいのお金でもかなり助かります。
でも、自分に何かあった時のため、資産も作りたいです。
ワガママですね。笑笑
やっぱり、ブログをやりたいって気持ちは大きいです。
Webライターをしてわかったこと⑤Webライターは仕事を選ばなければならない
④から通ずることなんですが、会社員やってWebライターもやって、ブログもやるってめちゃくちゃ大変なことです。
時間は限られてます。その中で子育てや家事もやっていくのです。
ゆえに、副業を調整していく必要があります。
ニ兎追うものは一兎も得ず。
何をしたいかきちんと明確にしていかなくては、自分を見失います。
それで結局自滅してしまいます。
Twitterを見ると、結構「この案件辞退しよう」「今月は時間が取れないから調整しよう」というWebライターが多いことに気づきました。
会社では上司に対して仕事量などを相談できます。しかし、Webライターはそれを1人でマネジメントしていかなければなりません。
自分はまだその領域には達していませんが、仕事量を自分できちんとコントロールすることもWebライターに求められる能力なのだなと思いました。
与えられた仕事に対して全力で向かっていくスタイルだった自分にとって、1番難しいことかもしれません。
Webライターへの今の気持ち
・最初は何がなんでも独立!でしたが、今は違います。会社員の良いところ、Webライターの良いところを両方得ていきます。
・確定申告なども含み全て自分でやらなくてはならなくなるので、いきなり月10万!とかではなく、無理ない範囲で少しずつの収入アップしていきます。まず生活費の足しになるところから。焦らないことに腹を括る。
・ブログに時間費やせるように、ライティング技術もしっかり上げていきます。
今後の目標:社会保険加入パート+副業で今の収入金額+α。
まだ妊娠初期なのでどうなるかわかりませんが、実は秋頃に出産予定です。
秋頃までは妊婦+正社員+副業をやっていきます。
産休育休中は子育てをしながら、FPや簿記も少し学んでいきたいと思います。副業も続けて、力をつける。
そして、社会保険加入パートでの復帰を目指します。夫からは社会保険に自分で加入し、月々の収入を今より減らさないのであれば、勤務形態は問わないと言われています。
目的は、「今後も社会保険の恩恵を受けていくこと」「子どもと過ごす時間を少しでも増やすこと」「月々の収入を増やすこと」。
自分の生き方を諦めない。
家族のことも幸せにする。
副業の目的を考え直して、改めて新しい決意を心に刻みました。
おみくじありがとう。
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