配信をしてたら無職が嫌いな人から馬頭された話

今日もgravityで配信をしていた。

「何で人間って目が二つあるんだろう。100個くらいあった方がいろんなものが見えるから良いと思うんだけど。何で口ってひとつしかないんだろう。食べ物を食べる口と、言葉を発する口と二つあったら、食べながら話せるし、食べ物を話せる口が手のひらにあったら、歯磨きをする時に口の中が見えて良いと思うんだけど。」

こんなことをずっと話していたら、マイク申請してきた人がいた。

凸者「そんなこと考えて何か役に立つんですか?そんなことずっと考えてるから、無職なんじゃないですか?自分の人生に何にも意味なくないですか?」

急にエンジン全開で、攻撃的な態度で話してくる人は久しぶりだったので怖かったけど、楽しそうだったので反論してみた。

ぽれ「でもこういうこと考えてたら楽しいな、って思いますよ」

凸者「そういうこと考えるの普通じゃないですよ。おかしいですよ。」

ぽれ「おかしいですか…」

凸者「だから社会でやっていけないんですよ。もっと役にたつこと考えた方がいいと思いますよ」

ぽれ「けどゲームとかも役に立たなくないですか?」

凸者「いや、おかしいですよ。役にたたないし。」

ぽれ「社会に認められることが正しいことだと思う、という感じなんですね」

凸者「普通そんなこと考えないですよ。おかしい。」


ここまでのやり取りで、まぁ議論というかただ馬頭したいだけの人なんだろうなーと思ったし、このままだと何も話が進まなくてつまらないので、自分のペースに持っていけるよう、話をふってみた。


ぽれ「凸者さんは、友達を大切にしてますか?」

凸者「まぁー大切にしてますよ。」

ぽれ「友達が悩んでいる時に、相談を聞いてあげたり、自分が苦しい時に助けてくれたり…」

凸者「いや…相手が言ってきたらあれですけど、自分でまず考えるじゃないですか。」

ぽれ「友達の悩んでいることとか、わかってあげたいなとか…」

凸者「人のことを、わかってあげようと思うこと自体がおこがましいと思うんですよね。人のことはわからないし。


キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!!

こういった感じで、その人の持っている内面的な価値観を引き出す時が一番人と会話していて楽しい。この情報により、「自分のことをわかってくれないという思いをする苦しい過去があった」「自分の弱みを晒すことが苦手である」「共感の仕方がわからない」など派生する価値観を予想することができ、一気に相手の置かれている心理や状況を読み取ることを容易にする。これにより、その人の価値観をベースに話を進めていくことができ、それが相手への理解をさらに深め、それが自分の論理に説得力を持たせることに繋がる。


ぽれ「でも、僕のことに興味を持ってくれたから、マイクに上がってきたんでしょう?僕のことわかりたいと思うから。ちょっと攻撃的な態度なのがあれですけど、自分のことに興味を持ってくれることは嬉しいと思いますし、こうして話すことによって、その人のことがわかるようになるんだと思うんですけど」

凸者「いや、わからないと思いますよ。こんな変な考えの人のことなんてわからないじゃないですか」

ぽれ「わからないと知っていたのに、マイクに上がってきたんですね。」

凸者「心配してきたんですよ。大丈夫なのかなーって。」

ぽれ「心配してくれたんですね。優しいところもあるんですね。というか、最初から根は優しい人だと思っていましたけどね。その優しいところを引き出してくれる状況に出くわさないだけで、自分が素晴らしい潜在能力を持っているということに気づいてない人って多いと思うんですよね。」

凸者「いや心配っていうか、おかしいなと思って。変ですよ。毎日家に引きこもってるのも、病気とかだったらわかるけど、そうやっていろんなことから逃げてたら何も得られないじゃないですか。」

ぽれ「確かにそうなんですよね…。本当にそう思います。まぁ障害があるから病気ではあるんだけど…」

凸者「あーそうなんですね。まぁそういう人もいるんですね。(マイクから落ちる)」


これは後から思い返して思うのだが、僕は正直すぎたなと思う。彼は「病気でなければ引きこもりはおかしい」という価値観を持っており、それは裏を返すと、「病気であれば引きこもりは仕方がない」ということである。そしてその価値観は、僕が病気であることを言う一つ前の言葉に表れていた。つまりこれは、僕が病気であるとわかった瞬間に、今までの自分の理論が破綻してしまうことを意味するわけで、それは凸者にとって一番避けたいことだ。僕が病気ということで、これまでの会話そのものが無意味になってしまう。これは、凸者にのびのびと自由に会話をさせることによって、凸者の内面にある価値観を引き出させることを難しくさせることにも繋がる。

今後はこういった、人と違う変わった考え方をする人を叩く人と出会った時には、自分が障害を持っていることを明かさないようにした方が良いなと反省した。こういった人達も、最低限のモラルや常識を持ち合わせており、だからこそ、その常識やモラルという正義の槍を振りかざして他者を攻撃して気持ちよくなれるという性質があるゆえ、その正義の槍が機能していないことに気づいた瞬間、自分丸裸になったような感覚になり、おそらく恥の感情を抱えるであろう。

僕はこういった人達とも調和していきたいと考えているし、何かを得たいと思っているから、その人が持つ正義の槍というおしゃぶりを取り上げて丸裸にすることにより、相手の戦意を喪失させる事態は避けなければならない。今後は、子供のおもちゃを取り上げない優しい大人になりたいなと思った。


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