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普通なんて無いじゃん

誰かの居場所になれるって、嬉しいことです。

「一緒に居たい」と思ってもらえるのって、幸せなことです。

しかも何か取り繕うのではなく、そのままの自分でいるだけで良い。

そのままの自分だから、誰かの居場所になれているようです。

「sarariちゃんは変わらないで」
「一緒に居ると落ち着く」

そんな風に言ってくれた人もいました。

子供の頃はずっと取り繕ってばかりの日々だったから、そのままの自分を認めてもらえる言葉、求めてもらえる言葉がとても心に響きます。

「普通が一番」

そう言い聞かされて育ってきたけれど、私にとってそれはとても大変なことだった。

周りに合わせること、はみださないこと、浮かないこと。

とても難しく、苦しく、大変な日々だった。

大人になる過程で学んだのは「普通なんてない」ということ。

人の数だけ「普通」があるということ。

育った環境が違うのだから当然のことだけど、人と自分を比べてしまう生き方をしてきたから、なかなか気が付けないことでした。

「普通なんて無いじゃん」

それに気が付けた今は、心がとてもラクです。

普通になろうとしない、そのままの自分で生きられる今がとても幸せです。

どうか今あるこの幸せを大切にしたい。

それが私の中で大きな願いとなるくらいに。


sarari


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