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人のことばかり気になって、自分のことを気にしてこなかった私の「鏡」について

新年最初の記事は、

人のこと心配してばかりで、自分のことおろそかにしてきたよね。

自分のことを愛せるのは自分だよ

ということを書こうと思います笑

実は一昨年の秋から、介護が始まっています。
私の場合は遠距離介護なので、同居で介護されている人とは全く違う大変さなのですが、遠距離は遠距離のつらさがあります。
一番大変なのは、
・関係者すべての意志の疎通を図るのが大変なこと
・すぐに様子を見に行けないこと

一昨年の夏の終わりに、障害者の弟が施設に入居し、秋に母が施設に入りたいと言い出しました。弟のことは、私と同じように実家から離れている妹が、一緒に動いてくれるのですが、母の相手と全ての書類の記入・管理は私の担当になりました。
その母と私の間で、意志の疎通がはかれなくなり、電話とメールを着信拒否しました。

その時に母の様子を伝えてくれていた、母の友人がいました。私も10代の頃からよく相談に乗ってもらっていたNさん。Nさんがいなかったら、母の施設入所はもっともっと手間も時間もかかったと思います。
私と一緒に施設見学に行った時は、ここ(見学に行った施設)は嫌だと言っていた母が、Nさんと一緒に再度足を運んだところ、入所したいと言ってくれました。
この件に関しては、Nさんに感謝しています。

入居当日の付き添いは実家の父に頼んで、タクシーの手配は私がしました。施設で使う最低限の家具などは、私が準備して送って、5センチくらいの厚さの書類を読んで書いてハンコを押して、と準備していたら、入居前日に、私が倒れました。
体調が回復するまでに3週間くらいかかったでしょうか。肝臓の値が回復したのは、つい最近で、1年かかりました。

施設に入居してから、母本人が施設入居を受け入れられる気持ちになるまでは、半年近くかかりました。本人はその頃の記憶は全くないそうです。その頃の母の様子を私に伝えてくれていたのも、Nさんでした。

Nさんからは、実家の父の様子を聞くメールも届きます。
慌てて父に電話をして、返事をして。
母が落ち着いてからは、独居になってしまった父の安否確認も、私の仕事になりました。
1週間父と連絡が取れず、実家に近い県に就職した娘に、様子を見に行ってもらったこともありました。

でもね、ある時思ったんです。
父は安否確認をしてほしいのだろうか。
父は父の生を生きています。
実家に帰ると、どこもかしこも綺麗に掃除されていて、一人暮らしを楽しんでいる父。
自分が起きたい時間に起きて、寝たい時間に寝る。
自分のペースで生きて、いままでと違い、話し方が優しくなった父。

そんなことを思っていたら、またNさんから
「お父さんの様子はいかが?」とメールが来ましたが、もう返事をしませんでした。
年が明けたら、
「(私の)夫さんは?」
とひとことだけのメールが届きました。

この人、なんでいつも父や夫のことを聞いてくるけど、私のことは聞いてこないのだろう。
なんで
「〇〇(私)ちゃん元気?」
って聞いてこないんだろう。

一昨年私が倒れた時、私の病状を話しても「まあまあ、そういうこともあるよ」と言うだけ。そのたびにNさんにカチンとしていました。
でもそれって、
人のことばかり気になって、
自分のことを気にしてこなかった私の
「鏡」なんじゃないの?

人のこと心配してばかりで、自分のことおろそかにしてきたよね。

自分のことを愛せるのは自分だよ

自分の生きたい生き方をしていたら、
父のように年相応の不具合はありつつも
心ゆたかに暮らせるんじゃないかな。

今年はさらに自分の生を生きていきます。

今月後半からは、トートタロットの講座を受講します。
春には心の学び6年目を迎えます。
3月には、5年学んできた数秘のセッションを始めます。
興味のあるかた、ご連絡くださいね。




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