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森林ESDインストラクター研修に行ってきました③安心できる秘密基地

今回面白かったのが、小金井市教育長の大熊先生のワークショップ。
探求や子どもと接する場面で、大切にしたいことを20枚のカードに書き出したものを渡されて「常に実践している〜あまり心がけていない」まで5段階にわけました。

私は謙虚さがないので、
常に実践している 7枚
実践するように心がけている 8枚
あまり心がけていない 0枚
という図々しさ笑

このワークショップを受けてよかったのは、
私が今まで生きていく上で気にかけてきたことが、ここでも役に立つ、ということ。

「まず、動く」
「とにかく書き出す」
「発見の共有」
「自分の言葉で」

自分にとって当たり前と思っていたことが書かれていて、ご自分を変人とおっしゃる大熊先生との親和性の高さを感じてしまいました笑

いちばん気に入ったカードは?と聞かれて選んだのは

「天空にハシゴをかける」

日本語教師をしていた頃、「スキャフォールディング理論」とか学んだけれど、それとはちょっと違う意味の「ハシゴ架け」。どちらかというと、自分が子育てで意識してきたことと同じで、「死ななきゃ(なんでもやって)いい」、ということみたい。

この20枚のカード以外に、あったほうがいいカードを作ったらおしえてくれ、と言われたので

「安心できる秘密基地」

を提出しました。

外に出たくない時もある。
そんな時に隠れていられる秘密基地。
外へ出たくなったら出て、また戻って来られる保障のある、安心できる場所が子どもには必要だよね、と思っています。
そういう意味を込めて、

「安心できる秘密基地」

夜の懇親会で、このお話をしたら、大熊先生が「ポリヴェーガル理論」をつかったスライドを見せてくださいました。

そして翌日の講義で、この「ポリヴェーガル理論」を応用した、探求学習のすすめかたについてお話しくださいました。

人間って、落ち込んだり、興奮したり、感情の上がり下がりがあって、心が揺れるものなのだけれど、戻る場所があれば、ゆれてもいいんだよね、その戻る場所をインストラクターは意識しておこうよ。
ということのようです。
私の「安心できる秘密基地」に響いて返してくださったみたい。

あれ?少し前に、マルセイユタロット講師のさい子さんも、Youtubeで話していたような?笑

「つまづいて転んでも喜ぶ。
地面にあなたの手がダイヤモンドを見つけることができる。」
「自分軸が揺らされることで、修正へ」

探求学習、大人も同じかもと思ったのでした。

研修から2週間経ってもまだ、学んだこと、受け取ったことが湧き出てくる。
素敵な時間だったなあと思います。
次の週末は、2回目の研修へ。前回を受けて次へ、グループのSlack上ではやりとりが始まっています。
また学びが生まれてくると思うので、ここでお話しできればと思います。

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