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源流をたどる旅 森と水と私の循環

今日は先日書いた記事の続きを。

場所は西荻窪のはなれという貸しスペース。なんかとっても懐かしい空間で、森の香りを楽しみながら、ソイキャンドルとクリームを作りました。
クリームは、植物油とミツロウ、黒文字の精油を入れて作ります。精油はトトラボの「みずともり:やまなし水源地ブランド」のもの。

黒文字は山梨県都留市産。都留市を流れる桂川は、相模川へとつながり、神奈川県の源流域を流れる川です。もうひとつ山梨県丹波山村産の檜の精油も用意しましたが、こちらは多摩川の源流域。

森と水と私の循環に思いを馳せる。

そういう時間になったらいいなと思いながら、ワークショップをしました。

ソイキャンドルは、いつも森林浴に参加してくださる Aさんの導きで。こちらも夜、炎を見つめる時間は、自分のために過ごす時間になるといいな、という思いで、WSをお願いしました。

参加者の感想をシェアします。。。

Tさん:まるで子どもの頃の実家のような懐かしい雰囲気のお宅でのキャンドルとクリーム作りのワークショップ。くつろいだ雰囲気が心地良く、ヒノキや黒文字などの香りに春を感じる手仕事でした。キャンドルもクリームも使うのがとても楽しみです。ご一緒いただいたみなさま、ありがとうございました。

Aさん:(いただいた感想を私が要約させていただきます)Aさんは生まれてから4歳まで、都留にお住まいだったのだとか。都留は一緒に暮らしていたおばあさまの記憶とともにあるまちなのだそう。もう会うことのできないおばあさまへの切ない気持ちと、感謝の気持ちを「深いところから感じる時間になった」とのこと。参加者のかたににとって、ご自分の源流を辿る時間となったようです。
黒文字は鎮静作用ですが、もうひとつお持ちした檜の精油は浄化作用....過去の記憶の浄化(昇華)のお役に立てていたら嬉しいです。

源流って、水の流れのような自然界のことがらや、自分の故郷などの地理的なこともありますが、少し視点を変えると、心の奥の深いところもあるのですよね。

Aさん:ハンドクリームは自然の植物油、蜜ろうでできていて、肌にのせるとすーっと体温でとけて優しく清々しいクロモジが香ります。すごく心が落ち着きます、いいですよ~👐!。
蜜ろうを溶かして作るところが黙々&ワクワクで手が動き、なんだかすっかり時間を忘れている、、楽しい時間を過ごしました。
ありがとうございました。

ご自分の育った土地のかおりがきっかけで、心の深いところとつながる時間を過ごされたのが後からわかり、嬉しくて嬉しくて。
またこんな時間と場所を作りたいです。
お楽しみに。

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