タケトリモノガタリ 20200405
物干し竿も錆びてきた
いろいろ選ぶときなのね
竹取の翁と化した パートナーとともに
竹林の精に招かれ
竿竹を頂きに伺った
いざ 竹林へ踏み込む
粘土質な土の感触
カサカサと笹の葉が擦れ合い しなる音
湖の公園や山の雰囲気とは また違う
その竹の中に もと光る竹なむ二筋ありける
‥と 光ったのか どうかはさておき
翁は ほどよい乾きと太さの竹を見定め
斧 いや 鋸で切り倒した
馬 いや 車にもピッタリ
自宅に帰宅し 竿竹の寸法も 寸分狂いなしけり
まるで 光のような速さだったとな
モノガタリハ ツヅク‥
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