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夢で逢いましょう

食事のとき、なにかモノを購入する決め手に「そうそう!」、「これこれ!」という感覚がわぁ!っと起こることがある。
例えば関西のたこ焼き。テンポよくクルックルっとひっくり返して「かつおぶし、青のり、マヨネーズはかけますか?」とお店の方の声掛けがあって、目の前で焼いてもらう。はふはふしながら、熱々のたこ焼きを口いっぱい頬張る。ソース、紅生姜、出汁の効いたとろんとろんの生地。「あ〜これこれ。」となる。
今朝、「ブロッコリー!」ってなって、カリッ、もそって食べたら、身体からのお便りがやってきました。うーん、巡っているね。
antiqueのズボンを試着して、丈感、ほつれぐあい、穴の空いた箇所は生地が重ねられ、丁寧にダーニングされている、サスペンダーが付けられる。「これこれ!」となる。

この「これこれ!」って、なんなんやろ。(まったく途方もなく、どうでもええことを独り言のように言います!)
ただ、自分の期待通りのものが、体感、体験できたからの、「これこれ!」なのだろうか。
否、それもあるかもしれないけれど、それだけでもない。
どこかの、なにかの「記憶」からくる「これこれ!」なのだろうか。
う〜ん。やっぱりこれだけとも、言い切れない。
そのとき、その瞬間、ぴったんこだったからだろうか。近からず、遠からず。
答え、応えが欲しいわけではなくて、「これこれ!」の感覚って、その瞬間のすべての一致感、精確さ、精度のバロメーター的な‥。それもあるやろうけども。
宴で「よっ!待ってました!」って掛け声あるけど。期限がない。しかし、生があれば死がある。それぞれのストーリー。その「物語」、「時間」の中で、みえるもの、みえないもの。「出会い」って、はからわずして、はからわれていたりする‥。「待つ」ことって、感慨深い。

Spotifyは、セレンディピティーを愉しめますね。全く耳にしたことがない予期しない曲が出てくる。これが、誰かのよく聴いているアーティスト、曲となるとより一層想像を超えてくる。自分では選ばないものばかり!ほんと、勉強になる。
食べ物は一度ハマったものは、氣の済むまで、幾度となくリピートする。最近だと、ティラミス、チップスター。チップスターは食べすぎたので、もうしばらくいらない。

音楽だったら‥昔っから、ずっと、ていうのはないなぁ。ある段階からピタっと、耳にしなくなるんよなぁ。ただ、人との想い出とともに、聴くと思い出す 曲はあるかも。アーティストのこの曲だけとか、ピンポイントで繰り返し聴きがちかもしれない。

今日は、King Gnu「BOY」。歌詞が今のわたしへの応援歌すぎる。「誰とも違う美しさで 笑っておくれよ 君は誰より素敵さ」、「叶わないとわかっても尚 抗っておくれよ 剥き出しで咲く 君は誰より素敵さ」。「物語のはじまりはいつも 静寂を切り裂き突然に 胸の中ざわめく焔に 照れて忘れて大人になる」て、唸る、妙。瞳湿らす水を感じた。

そんだけいうといて、藤井風「特にない」が歌詞といい、曲の感じといい、今にドンピシャだった。


鳩、鴨、ハクセキレイがお食事中。

見上げたら栗鼠さん。モフモフして、かあいい。

散歩から帰宅して、夕食仕込む。えのきと白ネギの青いところを刻んで鍋に入れ、じっくり蒸し炒めする。クミンを入れて、玉ねぎみじん切り、マッシュルーム、生姜を刻んだものを炒める。ええかんじになったら、水と里芋を入れて里芋に火が通ったら、プロッコリーをみじん切りしたものを入れて、トマトペーストを入れて煮込む。玉ねぎと長ネギを別の鍋で炒めてトマトペーストの鍋に入れ、また煮込む。塩、醤油麹、最後にコリアンダーを入れる。パスタソースにも、スープにもなる。

その後、半身浴をした。塩にカモミールを混ぜたバスソルトをダバダバーっと入れた。フルーティーな香り。ダイレクトに身体のてあてをしてみた。触れているか触れていないかの弾力を感じるくらいだと、べったり肌に触れているときよりも、やわらかい感触とか、あたたかい温度とかの感覚が、より引き立って感じた。こりゃ、きもちいいし、心地いい。弾力って、すごい。

最高、今日も、最高。

佳き新月を⚪

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