見出し画像

感じたことを言葉にすること

わたしは、エネルギー循環合宿「愛のマニマニー」という合宿に参加しています
住むところ、年齢、ライフステージも様々な5名が集まり、とある企画をはじめようとしています
その企画のための書く筋トレとして、毎日一エッセイを綴ることにしました
どうやら、わたしには必要なことのようです

               ………………………………………………………

日々、「わたしが感じたことを、言葉にする」ということを始めてみて、あらためて感じたことがありました

わたしは今日まで、ものごとの優先順位を付けにくく、何かを始めるにしても目的意識が薄く、「何を、どうしたいのか」が、ぼんやりしていました

けれども、一日一エッセイで「わたしが感じたこと」を言葉に綴ることは、「わたしは、こんなことを感じたり、思ったり、考えたりする人間です」という「わたし」の中身や内容を、ゆっくりな歩みではありますが、露にすることでもあるのだと思いました
ときに話が脱線し、あちこち道草しながら、それすらも「わたしが、わたしを知る」プロセスなのだと、今は感じています
この地球上で「わたしが感じてきたこと、感じたこと」を共有できる手段を、ようやく手にできた心情です
と同時に「何を、どうしたいのか」、「わたしは何がほんとうに、必要なのか」を明確にする手応えを実感することでもあります

わたしがふと、心に触れたことは、瞬間瞬間、浮かんでは消えて、消えては浮かんで…変化し、流転していく…
ただ、その儚くも刹那のほんの瞬きほどの瞬間を言葉に現すことは
-大地に蒔かれた種が天から降りそそぐ恵を、めいいっぱい浴びて根差し、芽を出し、枝葉を伸ばし、蕾が膨らみ、じっくりと、然るべく時間を掛けたなかで、ようやく花開く…-
そんな重さや軽さの質量、ぬくもりや温度、手触りや感触を、一つひとつ、様々な角度から観察し、丁寧に具に、眺めるようです

「わたし」の 現れ、そして 消えゆく
「世界」の はじまり、そして 終わり
そうして、浮かんでは消え、消えては浮かぶ「わたし」という、透明の輪郭だけが在る
その輪郭を、言葉が撫ぜる
チカチカと発光する
いのち の 灯






この記事が参加している募集

お読みいただき、ありがとうございます。 とても励みになります! みなさまから頂いたエネルギーを巡らせていけるよう、精進してまいります!