クリエイティブを全面に受けて、小さな自分のクリエイティブに気づけた(note酒場に参加してきました)

第2回 #note酒場  の簡素な感想です。
中休みイベントについて多め。


私自身は活動もまだまだで更新も不定期で、完全に勢いでの参加、さらには周りの方々についての情報収集も足りておらず、当然知り合いはいない中での一人参戦…などなどの理由でめちゃくちゃ不安と緊張だらけで、外苑前に向かっている途中にはもう「そもそも参加する資格があるのか」と嘆き途中下車をするか考えるレベルでした。それに付随してこの場で謝罪しますと、noteユーザーの中でもかなり有名な方ともお話させていただきながら、私自身がnote界隈に疎く、アイコンは見たことある、お名前は知っている…くらいで反応が鈍かったことが多くあったと思います。お恥ずかしいながら、そのくらい様々な面で初心者noteの私が参戦しました。

中休みイベント(noteの中心でnote愛を叫ぶ)から参戦したのですが、結果、大正解だったと思います。


皆さんのプレゼンを聞いていて、登壇される方々一人ひとりに「すごいなあ」と思ったのはもちろんなんですが、かといって「全然違う世界の人」とは思わず、「皆が自由に好きなことをやっている」というnote自体の特性から、何かしら共感できたため、ビクビクで死にそうだった気持ちがほぐされ、夜の部に挑む覚悟ができたのです。

特に、noteさん基準でいうところの「クリエイター」は広く、noteを使っている全ての人が当てはまる(ピースオブケイク 徳力基彦さんのプレゼンより)というお話を受けたときに、背筋が伸びた心地がありました。


そもそも自身の活動を見直す機会にもなる、活動的なクリエイターさんのお話を聞き、勉強をさせていただこうという思いがあって参加したのですが、そういえば自分も多少なりともクリエイトしてるんじゃないか…とあらためて実感できたのが大きかったのかもしれません。

他にも、記憶で書いているためニュアンスが異なっていたら申し訳ございませんが、皆さんのプレゼンについて述べさせてください。

トップバッターの池松潤さんは、お酒を片手に勢いよく、立派なスライドを「これはいいや」と飛ばしながらも、しかし最終的には「読む」「書く」だけじゃなく、「行動する」「出会う」と「楽しい!」という綺麗なまとめ。余談ですが、中休みから参加の方、ということで私が手をあげたところ、「(酔っていて)すみませんね」とおっしゃっていましたが、むしろ元気がでました。

すーさんのnoteをやり始めてから全国にフットワーク軽く足運ぶようになったというのも、池松さんに続けて、正に「行動する」楽しさが実体験として伝わってきました。

illyさんの、noteをシェアするときにツイッターで一言を添えるのが「帯」であるというのは目から鱗な発想で、特に小説を書いたり読んだりしている自分にとって発見になりました。noteを書くこと、noteをする人のこと、全てを愛しているillyさんの大きさが伝わってきました。

あゆみさんはnoハン会(noterハンドメイド展示交流会)を発足、実際にイベントを展開、さらには次の開催も決まっているというアクティブさ。それもまたnoteがきっかけという…!

Saeさんは自分のことを「ふつう」と表現しつつも、その大きな大きな等身大をぶつけていることは「ふつうじゃない」。快活で明朗で、noteを続けていることで実生活も変わったというのはすごく沁みました。余談ですが、プレゼンで「クズでエモい文章を書こう企画」の存在を初めて知り、さっそく読んだのですがめっちゃいい…note内の企画に俄然興味がわきました。クズエモめっちゃ書きたいし読みたい…いいな…。

新井大貴さんの、「noteを通じて自分の輪郭が表現できるようになった」という言葉からは説得力があり、自分がわからないこと、自分がわからないからこそ発信することに頷きました。自分をわかっている人なんていない、と思うことがよくあります。でも、だからこそ、人は人生で付き合っていかざるを得ない自分をわかるために、生きて、表現するのかもしれません。

嶋田 智駄伽さんの新しいnote非公式サークルについて、「方法はまだ探り探りだけど、やりたい」という主張は身近さと同時にパワーを感じました。探ること、やりたいということ、その時点でもう楽しくイキイキとしていること。まとめて、パワーと表しています。

じょんじょんさんはライターの研究の場として「note laBo」を立ち上げ。広いライターというくくりで、自由に意見を言い合える場って、ありそうでめちゃくちゃ貴重だなと感じます。

ともたけさんは、なんとnote酒場の存在を知らずにイベントに参加したという猛者。しかし、逆に考えれば、イベントの有無関係なくnoteに愛を叫ぼうとしたということ。愛が深い!


うさこさんの、チョコレート愛、お菓子note勢をもっと見つけたい、というところからは、まさにnoteの持つ特性である「自由さ」を感じて興奮しました。「熱量」を発信しやすいコンテンツとしてのnote、熱い!


そんな数々の視点や立場、嗜好の異なったプレゼンや、周りに座っていた方とのアイスブレイクによる交流のおかげもあってか(ここでも様々な「自由」なクリエイターと話せてすごく楽しかったです!)、ここからは物怖じせず(嘘です結構しました)、夜の部では自ら話しかけることもできて、まあ頑張った!などと勝手に自分を褒めています。
最近は特に家で引きこもっている&新たな出会いの場に行くこともなかったため、当然楽しかったのですが、コミュニケーションのパワーを使い果たしてへろへろになりながら帰宅しました。昼の部も行ってたら死んでたかもしれないし、緊張で良いスタートを切れなかったかもしれない。ということで、中休みイベントから行ったのは自分にとって凄く良いタイミングだったな、と思うのです。

自分の活動を見直す、という心地で参加したnote酒場でしたが、
行く前と後ではちょっと見直し方が違いました。

行く前は、「クリエイティブな人たちから刺激をもらって自分自身の創作活動の後押しをしよう」という思いが強かったんですが、
行った後は、「こんなに色んな人たちがいるのだから、noteユーザーのこともっと知りながら創作活動の見直しをしよう」と、ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、内から外への視点が広がった心地がします。

もちろん自身のとっかかりとして名刺を配れたことは良かったですが、自分を見つめ直す上ではやっぱり他のものも見つめたいし、むしろそういうのって以前は元々よくやっていたはずなのに、最近は自分の活動ができていないことに焦って、内に内に入ってしまっていた気がしたので…再発見にもなりました。感謝しております。


後note、今は小説置き場として使っているんですが、私が書くもので、小説以外にもnote向けの文章はあるんじゃないかな?というのも少し感じたので、ここはどうするか今後適度に考えていこうかなと思っています(今回の記事もその一歩でした)。
自分がいまいち十分に活用しきれていないnoteについて、色々と考える視点・機会が増えました。その中で「生みの苦しみ」についても考えたんですが、私たちは謂わば誰かに「生め」と頼まれたのではなく、「自ら生んでいる」んですよね。そして「うまく生めなくて苦しんでいる」ことがある。これって結構不思議なことで、それでも、私たちは生もうとするんだよなあと思っています。
なぜ生むのか、は人によって違うかもしれませんが、私は「生むのは自然のことで、生まないとなんか自分じゃなくなっちゃうような気がするから」と考えている。また、生みながらも、私がはたして何が目標なのか?何がしたいのか?小説や雑記書いて何になりたいのか?というのも正直わかっていないし、とりあえず私が生むのは文章としての体裁が多いらしい、ということしかわかっていません。

一方、今の私は投稿のハードルを無駄に高くしている可能性がある。先日、昔はもっと自由に書いてたなあ、とブログで振り返ることがあったのですが、その話もまた通ずるかもしれません。

でも、せっかく生んでいるらしいので、適度に、もっと生みたいし、色々工夫したい。とにかく楽しく。良い感じに(アバウト)。前述の通り、とりあえず今の私には「こういうものを書いてこうなるんだ!」という大きなものがないから、場数、を目標にしてみます。場数!場数!

などなどまとまりませんが、note酒場に行って考えが広くなったことは間違いありません。

運営の皆様、参加者の皆様、本当にお疲れ様でした!
あ、お料理、どれもすごくおいしかったです!おいしい料理は大正義!

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