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5歳娘、家と外でキャラが変わってきた
娘の成長を書き残しておこうと思う。
娘は年長。春から一年生になる。
歌うことが大好き、ユニコーンやパステルカラーの「ゆめかわ」大好き女子だ。
家の中だけで見ていると、多少お姉さんになりつつあるものの、ふざけて頭にタオルを巻いてみたり、変顔レパートリーを増やすことに熱心だったり、色々ふざけているので変化をそこまで感じることはない。
だが、ここ最近ある変化に気付いた。というか、気付かされた。
祖父母の前ではふざけない
我が家が実家へ帰省するのは正月、GW、お盆の年3回で、それ以外にも両親がこちらに来てくれることもあり、いずれも2〜3日は泊まっている。
なので、会うのは毎回そこまで久しぶりでもない。
だが、今年のお正月。
帰省すると、実家では娘がやけに大人しい。
従兄弟(私の甥っ子)たちに会っている時は楽しそうに遊んでいるものの、彼らが帰って祖父母と私の兄のみになると大人しいのだ。
家ではあんなに創作した歌を歌ったり、
「うんち」「おしっこ」大好き、ふざけたギャグ、変顔しているのに…
祖父母の前では「素」を出していないのだ。
祖父母は大変残念がった。
「娘、クールになったね…。〇〇(甥っ子)は小4でもあんなに無邪気なのに…」と。
しかし、私は答えた。
娘はクールになったのではない。
「内」と「外」を区別するようになったのだ、と。
ないものねだり
元々シャイで、人見知りがちの娘。
知らない人には大人でも子供でも自分から話しかけたりすることはあまりない。
私や夫の友人でも初対面の人には独自の視点で注意深く観察。
「この人は大丈夫だ…!」と認識した人であれば自分から構ってもらいに行くこともある。
大人への挨拶が苦手で、「明けましておめでとう」も言えない。
保育園登園時に先生に会っても、基本無言。
「〇〇ちゃん、おはよう」と声をかけてもらうと、小さな声で「おはよう」と言うだけ。
言わない時すらある。
促しても、恥ずかしそうにもじもじしているだけ。
そんな娘を見てもどかしく思うことも、多々ある。
「どうしたら挨拶できるようになるかね〜」と夫と話し合ったことも何度かある。
娘とは正反対の、無邪気で大人にも臆せず話しかける子なんかを見たりすると、ああいいなあ、なんて思ってしまう酷い自分もいる。
私にも夫にも似ている娘
でも、私自身子どもの頃を振り返ってどうだったかというと、娘と全く同じようにシャイで姉や兄の背中に隠れる子どもだった。
同じように「明けましておめでとうございます」なんて、小学校低学年でもなんだか恥ずかしくて、とても言えなかった記憶がある。
(夫も末っ子で、率先して前に出て行くタイプではない。)
私も夫も、「内」と「外」にはっきり線を引くタイプ。
娘にないものねだりをする資格などないのだ。
そして、今大人になった自分は、当たり前のように挨拶できるようになった。
今言えなくたって、親が挨拶する姿を見せていれば必ずそのうち言えるようになる。
たまにしか会わない祖父母に対し「内」と「外」を区別するようになったのは、しっかり成長している証でもあるし、それが彼女の性格であり個性なのだ。
相変わらず家の中では5歳らしくふざけているので、動画を撮って両親に送ったところ、喜んでいた。
娘の一番の理解者であること、
家の中は安全地帯だと認識してくれていることを誇りに思って、
これからも寄り添っていけたらと思う。
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