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古い地図で時間旅行♪

去年、福岡の図書館で、今は存在しない母の実家や親戚の住まいを探し、母方の歴史を調べました。
それがとても面白かったので、今度は父方を調べてみました。

昭和33年の南熊本駅周辺の住宅地図。約60年ほど前の地図です。
そこには父が通った小学校、中学校が載っていて、コピーした住宅地図を父に見せると、とても懐かしそうに、通学路や付近のお店の話を話してくれました。

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そしてありました!
父の実家と、祖父の会社の名前!!
後に新しい道路を作るために移動させられ、現在は道の様子は変わっていますが、今も存在している病院やお店や旅館などはありました。
郵便局は現在も同じ場所にあります。

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こちらのページには、親戚の家や、知人のご実家(廃業された病院)を見つけました。
逆に、今もある三角公園や、神社、教会や幼稚園、学校・・
変わってしまった道、変わっていない道。
おもしろいです。

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ところで一つおもしろい発見がありました。
実は近くの道沿いの一角にレンガの塀があるんです。
ずっと前から「なぜここだけレンガの塀なのかな?」と思っていたのですが、住宅地図を見て納得!
そこには昔レンガ工場があったのです。
こんなことが分かるから、古い地図は本当に面白い。


さて、今度はもっと遡ってみたくなり、明治時代の地図にワープ!
場所を探すときに目印となる幹線道路や駅も見当たりません!
なんせまだ鉄道が敷かれていませんから。(**)
ただ、今も残る地名が「村」として存在し、集落らしきものが見えます。
それ以外のところは、私の家の周辺もふくめ、ぜ~んぶ田んぼ、畑だったんですね。

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そしてこちらは大正時代の地図。

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大正時代になると、鉄道が敷かれたのでだいたいの位置関係は分かるのですが、駅の名前が今と違います。父に聞くと、現「南熊本駅」は、昔「はるたけ駅」と呼ばれていたそうで。
しかも駅前から伸びる大通りは、計画中なのか点線で描かれていました。
このころに整備された道だったんですねー。

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そしてこれは、戦後の地図。熊本市内の空襲の被害状況。
父からは子供時代、命からがら炎の中を逃げまどった話は聞いていましたが、この地図を見ると、たしかに父が住んでいた周辺は濃い色で塗られていました。

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明治、大正、昭和の地図。
そして父の子供時代の住宅地図。

現在とは全く道が異なっていたり。
でも神社や川は、昔から在ることを確認できたり。

なにより古い地図を親と一緒に見ることで、懐かしい当時の話を聞かせもらえたり。
本人も昔の記憶をたどりながら、とても楽しそうでした。

そして、確かにそこに生きていた両親や祖父母の“証”を見ることができました。

図書館で、両親の子供時代の住宅地図を見たり、古い地図を見たりするのは、とても面白くておすすめです。
みなさんもぜひ♪

今日も記事をお読みいただきありがとうございました♪

~みんなが愛と光の世界へ~
Sara

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