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Coverletterと戦う日々

転職活動中のわたしです。

なぜ、私がエストニアとヘルシンキで現地採用を目指しているかはさておき、海外就職では一般的なcoverletterが、なかなか書けなくて困っている。

Coverletterとは?
求人を出している起業へのラブレターです。「私はきっとあなたの会社にこんなバリューを発揮できますよ」「あなたのプロダクト大好きです」などを語ります。

ここ一週間で2本、coverletter を書いて、今週末に2本、書きたいと思っていた。だがこれが全然完成しない。一日一本応募してやるぞ、という意気込みは早速打ち砕かれた。

正直、就活のとき文章作成は得意な方だったので、同じ感覚で取り組んでいたのだけれど何かがうまく行かない。その理由を考えてみた。

1.英語ライティング能力の問題
言いたいことはあるけれど、「〇〇なので〇〇できます」という文章ではなく「〇〇やったことあります…」みたいな文章になりがち。英語はそれなりにすらすら出てくるのだが、全体として簡潔ではない、説得力のないぼんやりしていまう。英語で考えてアウトプットしていると、起こりがちな問題です。「しゃべる英語脳」ではなく「書く英語脳」を鍛える必要がありそう。
具体的な経験をどこまで語るかもさじ加減がわからない。

2.定型文のストックがゼロ
例えば、自分の今の仕事や経験をドンピシャに表す単語や言い方があったとしても、それがわからないので変な説明をだらだらとしてしまう。理由1にも通ずるけれど、こちらはある程度情報収集、インプットをしなければ行けない部分だ。

3.自分を売り込める要素がまだはっきりしていない
器用貧乏で有名な私は、色々書くことがあるけれど、どれが一番いいか、どれについてポートフォリオを作っていいのかわからず右往左往している。
まとめやすいグラフィックと写真はそれっぽく見せられるのだが、狙っているプロダクトデザイナー、UXデザイナー、プロダクトオーナーといったUX系、プロマネ系のポートフォリオがなかなか作れない。それっぽい経験をビジュアルと文章でどうプロっぽく見せるか、そもそもビジュアルはどこにあるんだ、NDAどうするんだ、という状態である。とにかく早く美しいデザインポートフォリオを作って、それをバーンと見せつけて、後は説明するだけ、という状態にしたいのだが、ポートフォリオを作るのに2ヶ月以上かかってしまいそうだ。でももう応募もしていきたい、せめぎあいだ。

4.シンプルに開発経験が足りない
SaaSやアプリ開発の経験が問われることが多いにもかかわらず、かじった程度の経験しかないため、ここが語れない、ポートフォリオが作れないのだ。今受けているIDEOUのデザイン思考のオンラインコースで個人的なプロジェクトをできるので、そこでユーザーリサーチしてゴリゴリプロトを作るしかない。それはそれで限られた時間の中で一人でサービスを作る、という覚悟でやらないといけない。ちなみに平日は8:00-18:00で働いているので平日がんばれるのはせいぜい3-4時間、休日10時間くらいだ。


 coverletterがかけない理由、つまりは海外転職活動がうまく進まない理由なんだろうな。なにかに優先順位をつけてがんばるしかないのかもしれない。

デザイナー、テック系の仕事以外は、現地語が求められることも多いので、やっぱり狙い目はここしかない。強いて言うなら、2年前に勉強するのをやめてしまったプログラミングができれば…うっ…。これから転身したら、また何年もかかってしまう。ポートフォリオや経験がいかに大事かを考えると、プログラミング学校に行くだけではすまないのが目に見えている。3年、4年というスパンで考えないといけない。私はデザイナー、PdM職で腹をくくるときなのかもしれない。




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