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スリランカ食堂サライラサイ、おかげさまで1周年を迎えました

ずいぶんご無沙汰してしまったnote。その間に、サライラサイもいろいろな変化がありました。遅ればせながら、こちらで独り語りさせていただきます。

めでたしめでたし・1周年

おかげさまでこの4月でスリランカ食堂サライラサイ、1周年を迎えることができました。月に数度の間借りスタイルの出店とはいえ、1年続けてこられたのは、足を運んでくださったみなさま、サポートしてくださった方々のおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ちょうど1年の節目を迎えた今月の出店では、記念の特別定食をご提供しました。
4月はスリランカのSinhara & Tamil New Year(シンハラ&タミル ニューイヤー)、つまり新年を迎える月でもあるので(今年の元日は4月14日午前8時41分17秒。毎年占星術でみて決まります)、お正月やめでたい席に並ぶ料理を中心に作りました。

「ご予約優先、当日分も準備します」と前触れしていたにも関わらず、思いがけずたくさんのご予約をいただき、当日分をお断りする事態になってしまいました。嬉しい悲鳴ともいえますが、せっかく来てくださった方をお断りするのは忍びない。反省しきりです。

日頃あまり作らない料理も提供したため、思った以上に準備に時間がかかりました。

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めでたい席に欠かせないコキス
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コキス専用の金型

お正月や結婚式など、めでたい席には欠かせない「コキス」という米粉の菓子は、専用の金型を使って油で揚げるのですが、金型が油に馴染むまでが一苦労。今回一番悪戦苦闘した料理かもしれません(笑)
この金型はスリランカの料理の師匠に譲っていただいた宝物。うまく揚がると、かわいらしい蝶々型になるんですけどね。

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懐かしい特訓中の1枚

こんなふうに、現地で猛特訓したはずなのですが、なかなかどうして。コツを掴むまでが難しいのです。

さらなる精進を誓います

1周年を終えて湧き上がってきたのは、「スリランカ料理をもっと極めたい」という思い。

そのために、もっと勉強もしたいし、経験も積みたい。そして、次の周年を迎えられたなら、もうひと回り成長したサライラサイのスリランカ料理を召し上がっていただきたいです。

今年もサライラサイとして新たに挑戦したいことが複数あり、すでに始動しているものもあるのですが、それはまた次の機会に。

そして、最後に。スリランカはいま、大変な経済危機に見舞われており、ガソリンや電気の供給も不足。日常生活もままならない状況が続いています。大規模な抗議活動では死者や負傷者も出ている模様。遠く離れた日本にいて、何もできないのがもどかしいのですが、一日も早く当地に平穏な日々が訪れることを祈っています。

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