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アフタヌーンティーを愉しむ〜ブルガリホテル東京〜①
先月、バンコクのペニンシュラホテルでアフタヌーンティーを愉しみました。大人の旅スタイル〜タイ・バンコク⑨〜で詳しくご紹介しています。よろしければご一読ください。
今回はブルガリホテル東京『ザ・ロビー』でアフタヌーンティーを愉しみたいと思います。『ザ・ロビー』はホテルの40階にあります。40階でお茶をすることも非日常的で心が動く体験です。
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黒いタイルに浮かび上がる金色のロゴ。光の量も控えめでシックに仕上がっています。
やはり黒と金が、一番美しい配色ではないかと私は思います。
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エントランスから適度に長さのある廊下を通り、『ザ・ロビー』に向かいます。
ブルガリホテル東京のインテリアは、私の嗜好にぴたりとはまりました。
黒の床タイルと壁材に使われているオーク材のナチュラルな色合いと木目が美しく調和しています。
ホテルのカラーコーディネートを自宅のインテリアに取り入れたいときは、大体でよいので次の数字を意識すると綺麗にまとまります。
例えばオーク材の床に壁タイルやソファなどで空間全体の20〜25%ぐらいの黒を入れると、お互いの良さを引き立て合う効果があります。
黒を効果的に見せるため、観葉植物など緑を5%くらい使うとさらに効果が上がります。
ホテルは非日常空間なため、黒の分量が反転して65%ぐらいになっていますが、よりホテルライクに近いインテリアを望むのであれば、それでも大丈夫です。
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天井の中央にダウンライトを仕込んだ黒のラインが空間にキリッと緊張感を生み出しています。この照明計画は、自宅のリビングなどに応用可能です。
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壁紙だと思い込んでいた廊下の一角は、細かいモザイクタイルを緻密に埋め込んで作られたものでした。1枚1枚貼り付けていく作業は、気が遠くなるくらいの時間と根気が必要であったことを感じずにはいられませんでした。
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正面の大きな扉も壁タイルと同じ柄です。
但し、こちらは光沢のある布を使った壁材が貼られていました。
タイルの冷んやりとした触感とは異なり、ざらっとした厚みのある布地でした。
向かって右側の壁にはモノクロームの写真が並べられています。
ブルガリの宝石を纏ったセレブの方々かと思います。
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目的のアフタヌーンティーに至るまで、見どころが多すぎて立ち止まってばかりでした。
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高い天井とその天井と同じ高さの窓ガラス。訪れた日の天候は雨。風も強く、ガラス越しに見えるテラスの家具に雨が斜めに激しく打ちつけられる様子が記憶に残りました。
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晴れていれば、テラス席も気持ち良くお勧めですとスタッフの方から伺いました。確かに背景が変わると受け取るイメージも大きく違うと思います。濡れないのであれば、雨模様の空の色が放つ静けさを私は好ましく感じます。
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リチャード・ジノリの様々なデザインが施された器に盛り付けられたデザート。
オレンジピールが散りばめられたスコーンにつけるジャムも優しい甘さでたっぷりと添えられていました。
お茶は大きなティーポットで出され、茶葉の変更ができます。
一杯目はお勧めされたアールグレイを二杯目はルイボスティー、最後にイエローティー(ウーロン茶)をいただきました。
お茶がなくなるタイミングでさっと注がれ、茶葉の変更も提案していただきました。こちらから何かを要求する必要がない目配りと気配りを感じる接客です。
この上ない幸せな時間を過ごすことができました。
食事の後、奥にあるレストランのインテリアを見せていただきました。
次の機会にご紹介します。
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