会社員からフリーランスイラストレーターになってみて分かった事
note久しぶりの更新です。
放置していたのにフォローして頂いてありがとうございます!
超スローペースですが、クリエイターさんに向けてブログとはまた別の視点で私が経験した事をお伝えしていきます。
会社員からフリーランスになってなんとか5年程?経過しました。
駆け出しの頃は何も分からなかったけれど、今は何かあっても「う~ん、こういう事あるよね・・・」と感じるようになりましたので、まとめておきます。
◆トップクリエイターは険しいけれどフリーランスで生活はできる(ラクではないよ)
ラクとは言えません。
フリーランスが簡単で楽って言うてる所は怪しいので気をつけて。
突然神がかったようにトップクリエイターになる事は稀です。
(上手くSNS使えばなれるかもしれないけれど)
ですが、トップクリエイターにならなくても、(ラクではないけれど)きちんと商売をやれば生活できるくらいの仕事を取る事はできます。
◆持ってて良かったデザインスキル
トップクリエイターだったら絵のスキルだけでも稼げるのかもしれません。
デザインスキルがあるおかげで、デザイン業とセットで売ったり、大好きなジャンルのデザイン業務を引き受けたりが出来ています。
私はアニメーションも出来ますが、これもデザインスキルが無く単にアニメ描けるだけだと使ってもらいにくいんじゃないかな?と思います。
綺麗な配色、丁寧な整列、専門知識・・・すべて完璧ではないにしても、会社員として通用するデザインスキルは、「売れる物を作りやすい」「事情を察した打ち合わせができる」「どのジャンルにも必要とされるもの」「最悪保険としてこれで稼ぐ事もできる」といった多くのメリットがあります。
◆お金・営業の勉強は必要
とても絵の上手い人でも稼ぐのに苦労している人は多くいます。
生きていてお金の事や自営業として仕事をする事について学ぶ機会がまったく無いので当然です。
学生時代にも学ぶ機会なかったですし、会社員になっても知らなかった事がたくさんあります。
会社員のように時給で仕事を受けてしまっては生活できなくなってしまいます。
経費だからとお金を使いすぎては後々税金や保険に苦労してしまいます。
お金・営業の事は、学びながら経験していかないと身につきません。
私も長いこと会社員やっていたので、今も勉強しながら走っている感じです。
◆オンラインサロンとか活用するべき?
考え方や行動は自分が思う以上に環境に左右されます。
いくつか有料サロンに入ったこともあります。
だいたいどこも体験やお試しがあるので、色々見てから入ってみて「成長できそうにないな」と感じたら抜けるようにしています。
私の場合ですが・・・長く滞在できれば良いなぁとは思いますが、組織の色が変わったり、義務感に駆られたりと、なかなか1つに長年留まるのは難しそうです。
フリーランス仲間はSNSでも作れますが、サロンや交流会は顔をあわせたり一緒に何かを作り上げたりと、てっとり早く知人が増えます(現在コロナ禍で難しい面もありますが…)
お金や営業の知識や感覚は、基本や本質はみんな同じ事を伝えている印象です。
それを誰から学ぶかで、納得感や身につきやすさが変わるように感じています。
現在は無理にどこかのサロンに入らなくても、動画や書籍でお金や営業の勉強は出来ます。
書籍は駆け出し~数年は↓↓こちらを読んでいました。
(関係ないジャンルのも混ざっています)
◆フロー型・ストック型の仕事があると無敵(かも)
単発に請け負う仕事はフロー型。最初に大量に作ったものが放置してもお金になっていくのをストック型。
安心してクリエイティブに打ち込むには、両立できてると最強なのでは…と思います。リスクゼロになるとは言えませんが。
今までフロー型中心にどうにか出来ていますが、今後パワーアップするためにもストック型の武器を作っていく事も考えています。
◆実績見ないで来る「知人の紹介」より「自力での営業」のほうが良き仕事に出会えている
人によるとは思いますが、私の経験上は現在でも↑こんな感じです。
「イラストとアニメが出来る」だけの情報で来る「知人の紹介」は伝言ゲーム化していて「なんで私に頼むんだろう?」と不思議になる案件が多いです。
WEBサイトなどで、実績や経歴・人物像を見て検討して依頼をくださる、初見の方は事情や制限があったとしても仕事がしやすかったり、長く続く事が多いです。
ただし駆け出しの頃は、知人や友人からの手伝いをたくさんしてきました。
その経験が「個人で仕事をする事はどういう感じなのか」の最初の学びになっています。
◆持ってて良かったウェブサイト
ネット上での営業が得意というのもあって、名刺より大活躍しています。
SNSでもリアルにお会いする際でも、分厚いポートフォリオを手渡すようにはいきません(直接出版社等に営業かける時には必要ですが・・・)
気にかけていただいた後、いざ仕事依頼となった時に、情報から見える信頼性・検討材料・連絡窓口として活躍しています。
私の場合はブログが大きな営業ツールになっていますが、それを抜きにしてもWebサイトはある方が良いです。
◆「好き」「稼げる」だけではなく、夢中になれるものを活かす
私もよく陥ってきました。
好きだし続ければ稼げるのでは!?と思って何度か漫画を描いた時期もありました(浅はかなり・・・)が、全然続けられませんでした。
それはこのためだと最近腑に落ちました。
「好き」だけで仕事をすると、搾取されやすくなったり、良いところばかりではない現実も見えてガッカリしてしまうこともあります。
「稼げる」だけで仕事を選んでしまうと、怪しさに気づきにくくなったり、自分の目的・やりがいを見失う可能性があります。
そうなると仕事を続けていくのも困難になっていきます。
「好き」で「稼げる」にプラスして、時を忘れるくらい夢中になれる事を仕事にできるのがベスト。
夢中で苦痛無く出来る事は、他人から見たら頼みたくなるくらい凄いスキル。
私は調べてわかりやすく書く事、キャラクターに寄り添う事、絵を動かす事がそれに当たります。
このnoteのように書く事も楽しくやれています。
ブログ運営していて開花したのかと思い込んでたのですが、そういえば学生時代からカラフルにノートをまとめるのは得意でした。
(それが図解だったらSNSでヒットもしたのかもしれない・・・ノートまとめてた当時から図解では無かったのも思い出しています・・・)
ま、不得意を伸ばすのは無理そうなので、夢中になれるその3点を今以上に上手く活かせるように考えています。
◆自己肯定感が薄いと続けにくい
すごい人ばかり見てしまうと「自分なんて・・・」と思ってしまう癖がついつい出てしまいます。
(すごい人と比べてしまうこと自体がおこがましい・・・っ!)
そうなってしまうと自信を持って営業活動ができなくなったり、適正価格より下を取ってしまったり、本来必要な努力を見失ったり、パフォーマンスが下がることも充分ありえます。
認めてくれた人達や仕事で褒めてくださった取引先を思い出して、自分が役に立っている事、誰にでも得意不得意がある事を思い返すようにしています。
◆仕事獲得についてブログではこんな感じの事を書いています
ここまで読んでくださってありがとうございます。
昔書いた事とかぶる点もありますし、まだ成長途中なところもありますが、今現在、個人で仕事をする上で大事だと感じたことでした。
▼ブログにも色々と書いていますので、よかったら見てってくださいね▼
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
noteではブログとは少し違った視点で、フリーランスで絵描きで陰キャオタクデザイナーとしての経験を発信しています。(忙しい時は遅れますが月イチ更新を目標にはしています)
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自分の活動通してまた新しい発見があったらnoteに投稿していきますので、今後もよろしくお願いいたします。
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