見出し画像

「胸キュン」とは別だった

楽しかった過去を思い出した、その時に胸がキュンとする。胸キュンだよね、と昔に知り合いが言った。
分かる。確かに。そばにいたもう1人と頷いた。
今でもたまに感じる。恋愛だけじゃない。胸キュン。

久しぶりにヨルシカの「花に亡霊」を聴いた。
夏を、夕暮れを、涼風を感じる歌い出し。
無邪気な子供時代、戻らない過去を想起させるギターのメロディ。ピアノのつぶやくような音。

聴くたびに「胸キュン」していた。と思っていた。

気づいた。胸キュンではない。

胸が締め付けられていた。

心が跳ねるようなこと。それと通じるのが「胸キュン」。

心がどうしようもなく切なくなること。
胸キュンではないと思った。

胸キュウ、、。
nonsense

しかし、切なさは負の感情とは限らない。
だから、何度も聴く。
「花に亡霊」

切なさに病みつきになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?