うつもプロにかかれば
2020年のちょっと古いニュース
うつ病の原因となるウイルスの遺伝子が発見されたと
その名もスターウォーズの悪役シスになぞらえ「SITH-1遺伝子」
東京慈恵会医科大学 研究グループのロジックはこうだ
ヒトヘルペスウイルス6という
ほぼ全てのひとの血液に潜伏しているウイルスが、
疲労が溜まると唾液の中で急増するらしい
このヒトヘルペスウイルスのSITH-1遺伝子が作る
タンパク質が”嗅球”って鼻と脳の間のところで”感染”すると
細胞死を誘発し、脳のストレス状態を高める、と
うつ患者の8割にこのウイルスへの抗体があって
SITH-1遺伝子があると12倍も鬱になりやすい
ホッ
へぇぇ
ヘェ〜
ハァァン
ふぇ〜?
というのも、
私たちは常に体に血中にたくさん”ウイルス”
と呼ばれるものを持っていて、
免疫が落ちた時にそれに”感染”すると、
体に”症状”が出るわけだ
症状が出た時に”風邪”とかって診断されるわけで
(実際は風邪は症状の総称であり病名ではない)
風邪一つをとっても
同じ場所で風邪を引き起こすとされるウイルスに”暴露”されても
”感染”するひとと、しない人がいる
それは個人の「免疫」の違いで
疲れている時は免疫が働きにくいから感染し、
免疫がさらに効かなければ”発症”する
”発症”した状態から時間を巻き戻してみると
”感染”→”暴露”→疲労=ストレス要因となる
これに「うつ病」を当てはめてみると
うつ病発症
→SITH-1遺伝子のタンパク質に感染
→ヒトヘルペスウイルス血中で急増
→疲労
つまり
うつを繰り返し発症する人にはこのSITH-1遺伝子
のタンパク質ができやすいというわけでもなく
疲労が溜まりやすい人の血中でタンパク質が増殖する
というだけの研究結果
頑張って研究したのに申し訳ないが
ただ言葉遊びするだけでも
うつの原因は「疲労」という結果が出る
計算式が間違っている
”ウイルス”は疲労の結果増殖した悪性のタンパク質に過ぎない
読んだ記事には「新薬の開発に期待する」
と書いてあったが、つまりは
疲労に効く薬を開発するということか
疲労に効く薬、、、
それは覚醒剤かなんかかな?
ーうつ病は薬を飲んだら一巻の終わりー
まだ知らない方の方がも多いのだろうか?
うつは波を乗りこなすしかない
うつのプロが言うんだから間違いない
うつ病がぶり返すのは
生活習慣もさることながら
人となりが深く関係している
あることにエネルギーを使いすぎるから
体が動かない
何もする気力が出ない
生きていることに疲れてしまう
繊細さんやADHDは周りにも迷惑をかけるけど
当人は一番疲れている
疲れることにうんざりする時期が来る
とても悲しいことが起きたなら
悲しむことに力を注ぎ過ぎた結果
生きると言う機能に障害をきたす時期がくる
体が動かないのも
何をする気力がないのも
症状であり
それに薬をブーストしても
根本的な解決には至らない
西洋医学はどこまでも対処両方でしかない
根本的な解決、「治療」はできない
うつ病を克服する唯一の方法は
波乗りを覚えること
何も海に行けと言っているのではない
海で療養するのも悪くないが
うつ病と海は不吉な組み合わせでもある
とにかく
うつ病の薬を飲まない限り
障害うつ病でいることはありえない
うつの波が来たら
あ、うつが来たと、
招かざる客を仕方なく
居間に通すイメージをすればいい
「あの人いつ帰るんだろう」
とでも思いながら仕方なく洗濯物でも畳んで
時間を無駄にすればいい
大好物もずっと食べ続けたら飽きるんだから
美味しくないものはもっと早く飽きる
人はいつかうつでいることに飽きるから
招かざる客もいつかは帰る
うつがついに帰っていった時、
その頃には疲労が回復していて
やっと、溜まっていた作業に手をつけられる
うつを引き起こす”ウイルス”は外から来るのではなく
疲れ切った自身の細胞が危険信号を放っている症状
他人に責任転嫁をせずじっくり自分と向き合う
それがうつ病と長く、そして良い関係を築く秘訣だ
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