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タロットカードⅧ 「力」~幸せな寂しさを抱えて~

皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。

最近、花粉症がぶり返している私です。スギカラヒノキに変わったと聞いたので、私の花粉症もヒノキに心変わりしたんですね(笑)。

ここ数年、花粉症の症状が軽かったので油断をしていましたが、花粉対策をもう一度しっかりとしようと思います。

コロナの状況が長引き、元々、逢うことも難しい遠距離恋愛の方や、仕事や学業の都合で離れて暮らしている家族に会う頻度は、とても少なくなりました。いくらネットが普及したとはいっても目の前にいるリアルさにはかないません。まだまだコロナの状況に劇的な改善の余地は見込めないからこそ、お互いへの愛が問われる時代になったと言えるのではないでしょうか。

寂しさや不安を乗り越えるには相手を「信じる力」が必要です。愛は信じる力がないと続きません。いいえむしろ愛こそ信じる力だということができます。

そんな愛=信じる力を表すタロットカードの大アルカナⅧ「力」のお話です。

力



私がタロットカードの中で一番好きなカードでもあります。
「力」はライダー版では8番目。マルセイユ版では11番目のカード。

カードには、華奢で可憐な若い女性が、荒々しいライオンの口に手をやり
手なずけようとしている姿が描かれています。

ライオンに襲われたら、この女性は一瞬で命を落としてしまいます。
でもこの女性の表情は穏やかで何も恐れてはいません。
それは、自分が持っている「愛の力」が、ライオンさえも味方にできると
自信を持って信じているからです。
この女性の頭の上には「無限大∞」のマークがあります。

永遠に途切れることなく続く愛、そして愛を信じる意思さえあれば、
どんな相手とも、心を通い合わせることができることを、このカードは伝えてくれています。

人の心を動かすのは、物質でも、権力でも、強制でもありません。
心から相手を信じる「愛の力」があってこそ、人は心を動かされるのです。

信じたいと思う人がいる幸せ。そんな相手に、信じてもらえる幸せ。
この幸せこそが、人として生まれた幸せではないでしょうか?

今の寂しさは、幸せだからこその寂しさです。

松任谷由実の「ダンデライオン」という曲を御存知ですか?
私がユーミンの曲の中でベスト5に入るくらい好きな曲です。この曲の歌詞は、愛する相手がいるからこそのとても贅沢で幸せな寂しさを一生抱えて生きていくことが描かれていました。

愛する人がそばにいるからこそ感じる寂しさは幸せの証拠です。

当たり前の日常に、小さな幸せを感じる自分でいたいですね。

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