「陰陽論」を考える②~昨日までの彼も今日の彼も同じ彼だということ~
皆さま こんにちは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。
今日も朝から肌寒い一日ですね。
私は、なぜかこの時期にいきなり花粉症アゲインになってしまい💦昨日は散々な日を過ごしました。酷い鼻の症状と頭痛に、いかに人間が鼻から息をする大切さを学びました。今は薬で落ち着いていますが、秋の花粉も本当にあなどれないと思った次第でした。
さて、前回の続きです。
彼に対する自分の気持ちの変化は、彼がいきなり180度変わってしまったからなんでしょうか?
それは違います。
昨日までの彼も彼。今日の彼も彼。同じ彼であり、どちらも彼の一部なのです。変わったのはあなたの彼に対する見方です。見方が変わったから、彼に対する感情も変わりました。自分が信じていた大切な人を許せなくなるのは、本当に辛いことです。
ただ、それは自分にも同じことが言えます。
人は基本的な性質はあれど、多面体な生き物です。人は周りの環境次第で変わります。時間もその人を変えていきます。自分の中に、複数の感情を傾向を持つのはごく当たり前のこと。
だからこそ、人を一つの角度だけで決めつけて、好きになったり、嫌いになったりするのは、とても危険なことです。
結局は、他人のことは、その当事者の本人にしか分からないと言えるでしょう。
自分と他人は全く異なる存在だということ。
物事の結果は一つでも、感じ方は人それぞれに違うこと。
そのことを自分の肝に、いつも命じていなければいけません。自分とは異なる存在だからこそ、人は相手を理解したいと思うのです。どんなに親しい間柄でも、どんなに大切な人でも、侵してはいけない領域は存在します。
同じように、自分にもその領域は存在します。相手の領域を尊重できる自分。そして、自分の領域を尊重してくれる相手。お互いにそう思える相手こそが、あなたの人生の真の必要な人になるのではないでしょうか?
※みんなのフォトギャラリーから画像をお借りしました。素敵な画像をありがとうございます。