題名　「朝の鼓動」

何かが始まる予感。
意志とは離れたこの運命を
現実に変えていく瞬間。
笑みを浮かべて
夜明けから朝へと移る光を見渡す。
明るさが増してゆく度に
心はゆっくりと開いて
この思いは強くなっていく。
歩き踏み出すことに
体は目覚めていき
陽の光と共に
心も目覚めていく。
そしてさらに前へと
無心のまま歩き続ける。
穏やかなこの時が
何かを見つめる心を呼び覚まし
思いに触れる心を呼び起こす。
今日もまた新たな自分へと
渦へ飛び込み舞うように
心は変化を遂げながら
向かう鼓動が動き出していく。

　　　　　　　　　　　　　　紗羅

朝目覚めた時…
自分の心は何を思うのか？
どう動いていくのか？

この気持ちにしっかりと
注目しています。

そこから自分の心を組み立て
試行錯誤しながら
少しずつ目覚めていき
今日が始まっていく。

考え思う度に
この鼓動は速くなり
視線が追いかける先へ
身体は飛び出していきます。