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題名 「純愛」

目を閉じると鮮明に甦る。
歩いた道や
駆け抜けた場所
どれもすべてが
近くにあり遠くに離れた
かけがえのない思い出。
忘れることはなく
色褪せることもなく
自分の中に深く刻まれて
いつも自分と共に生きている。
愛する思いが揺れ動き交差して
心が涙した時
瞳に映るあなたは滲み
優しい光を帯びながら
ゆっくりと消えていく。
手を伸ばし
手に届いた瞬間
頷くあなたと共に記憶が消えた。
そして目にしたものは
笑顔が溢れるような青い空
夢の中でも変わらない思いが
いつまでも輝いている。

               紗羅

大切な思いはいつも近くにある。
でも…ふと気がつくと
遠くへと消え去っていく。

その思いを受け止め
抱えながら先へと進み

今と変わらぬ思いを生涯全うする。
心の奥深くに眠る愛は
切なく揺れて儚く心へと映る。

近くにあっても 
遠くにあっても
愛は変わらずにここにあります。

自分が思う純愛を詩にしてみました。

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