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題名 「弧を抱きしめて」

ざわめく心が
真実を告げていく。
優しさに触れ
求めすぎる願いは
終わりを物語る。
心を抱きしめ守るだけでは
生きていく半ば
見失う世界があり
変われることを恐れてしまう。
壊れてしまい
動きを止めてしまった弧を
惹き寄せて重ねたら
両手を広げそっと抱きしめ
また自分の空へと解き放とう。
淋しい羽が空を舞い
その中に光を見た時
自分が生きていく道の
眩しい永遠を見る。

           紗羅

孤は皆が抱えているもの。

何を考え、何を思い、何を感じるのか。
捉え方で「孤」は変化していく。

「孤」は自分であり、本心であり
さらに奥深くにある本質を知ることで
孤独に辿り着く。

その場所が癒されない限り
ずっと淋しさや苦しさを感じる孤のまま。

上辺だけ見つめても
何も変わらない。
だから傷を負っても
自分と向き合う。

いつか、自分のことを
しっかりと語れる人間になりたい。

そんな思いを抱きながら
詩を書きました。

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